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やる気のコツ アドラーが教える9つの勇気 / 植西 聰

2015年09月21日 22:00



 人がもともと持っている能力以上に、モチベーションをコントロールするということは非常に重要なことだと思う。やる気が出ない、やれば出来るなどというのは、そもそもやる気を持つ能力すらないということなのだろう。
 非常に大切なテーマを持つ本書は、ためになる内容も多いが、誤字脱字のオンパレードなのは残念だった。

2.0点 / 5点満点

どんどん変に… エドワード・ゴーリー インタビュー集成 / カレン・ウィルキン編

2015年08月30日 21:00

9784309266848[1]

 文章を推敲するにあたり重要なのは一番出来の良い文は削除することであると。それは他の文がそれに決して敵わないからであると。様式美を何よりも重視するゴーリーらしい発言だ。
 また数多くの猫と一人で長年暮らすことで、人目線では無い価値観に触れることが出来たと。原稿を台無しにされても、破傷風の予防注射をしなければならない程強く噛まれても、猫への強い愛をゴーリーは失わない。そんな彼と大量の猫との同居生活では、圧倒的に猫側に主導権があるのだろう。人間の頭では不条理で(恐らく彼自身にとってもいくらかは)理解を超越している、彼の作品群はそのような価値観で作られている部分もあるのではないか。ただそれらの作品が多くの人を惹き付けるのは、ゴーリーの常人離れした博学が、作品に意識的・無意識的にきちんと投影され、説得力を持っているからだと思う。

2.0点 / 5点満点

海辺のカフカ / 村上春樹

2015年08月29日 21:00

41H1JC21R7L[1] 418W7Q0J71L[1]

 登場人物達がそれぞれ抱えている問題を乗り越えていく物語。問題についての直接的な言及は少なく隠喩の嵐。彼らは様々な結末を迎え、それらは一見悲しいようで、実は可能な限りの最善のものであったと思う。

4.0点 / 5点満点

イスラエル 【世界一周 11ヶ国目】 エルサレム 前編

2015年08月24日 21:00




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ダマスカス門まで徒歩10分の東エルサレムの宿に4泊し、エルサレムの観光をした。
旧市街はユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地で世界遺産だらけだ。

ダマスカス門をくぐり旧市街に入ると、中は狭い路地に商店がずらりと並び屋根のある道や階段も多く、さながら迷路のよう。
この辺りはムスリム地区でイスラム教色が強い。

そこから徒歩で10分のキリスト教徒地区には、イエスが十字架にかけられたゴルゴタの丘の上に建つ聖墳墓教会がある。
ここはイエスの墓があるキリスト教最大の巡礼地だ。
教会には多数のチャペルがあり、ローマ・カトリック、アルメニア、コプト、ギリシア正教などの各派がそれぞれ管理している。
そこから300m南西に歴史博物館として利用されているダビデの塔がある。

聖墳墓教会から東に400m行くと神殿の丘がある。ここはメッカ、メディナに続くイスラーム第三の聖地であり、
預言者ムハンマドが昇天したとされる岩石を抱え込むようにして建つ、エルサレムの象徴的存在である岩のドームがある。

その目と鼻の先にユダヤ教にとって最も重要な場所である嘆きの壁がある。
ここにかつてあったユダヤ教の神殿が西暦70年にローマのティトス将軍に破壊されてから、
ユダヤ人は年に一度許可された来訪の度に、部分的に残った神殿のこの外壁で、帰郷を願って祈るようになった。

1967年6月7日の6日間戦争に勝利したユダヤ人はこの場所の管理権を取り戻した。
ユダヤ教の神殿崩壊から、実に1900年間に及ぶ悲願の達成であった。
もみあげと髭を伸ばした全身黒尽くめの正統派ユダヤ教徒が壁の前で全身を揺らしながら懸命に祈るすぐそばで、
借り物のキッパ(小さな帽子)を被った観光客が笑顔で写真を撮っている、その差が印象的だった。

教団X / 中村文則

2015年08月23日 21:00

9784087715903-B-1-L[1]

 荒唐無稽とも言える物語そのものよりも、登場人物の言葉を通して語られる、生と死、人間や世界の在り方についての考察に重きが置かれている。それらは理論的というよりむしろ直観的で、それだけに多くの読み手から共感を得やすいように思う。

2.5点 / 5点満点


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