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ヨルダン 【世界一周 10ヶ国目】 ペトラ編

2015年08月04日 00:00

【滞在した場所】アカバ、ワディ・ムーサ
【訪れた世界遺産】ペトラ

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アカバに宿泊した翌朝、今度こそワディ・ムーサに到着すべくバスステーションに向かう。
バス停に近づくと赤の頭巾を被った男がバスはこっちだと案内してくる。
警戒しつつもついていくと、バスの正面にワディ・ムーサ行きと書いてある。どうやらこれらしい。
男が5JDを払えと言ってくる。旅行ガイド本記載の料金だ。チケットをくれと言うと男は取ってくると言って去っていった。
その後、本物のドライバーがやって来て危うく騙されかけたことに気が付いた。

ヨルダンのバスは出発時間が決まっておらず、バスが満席になるまで出発しない。
バスの中で待っていると、昨晩追い掛け回してきたタクシードライバーが中に入ってきて
「タクシーならすぐに出発するよ」と勧誘してくる。しつこ過ぎる!誰が載るか!
結局3時間位待ってやっとバスは出発した。
砂漠と岩の異国情緒全開の大地をバスは2時間で駆け抜け、念願のワディ・ムーサに到着する。
翌日はついにペトラの観光だ。

ペトラ遺跡はとても広く、最短コースでもアップダウンの激しい道を8km程歩くことになる。
翌朝、1.5リットルの水と食料を持って心して出発する。
宿からタクシー(1JD/110円)で3分で遺跡の入口に辿り着き、チケット(50JD!)を買って中に入る。
道中では客引きをするラクダやロバ、馬使い達の声が飛び交う。
この手の乗り物は尻が痛くなるし、料金も20分で10JDと高いので絶対に乗りたくない。

しばらく歩くと、シークと呼ばれる両脇を60m~100mの高い岩に挟まれた小道が見えてくる。
道幅は5m程でまわりの景色が遮断され、空からの光のみが見えるこの光景は非常に幻想的。
この道をしばらく歩くと岩と岩の間からペトラ遺跡の目玉であるエル・ハズネ(宝物殿)が見えてくる。

ペトラは2000年以上前から、アラビア半島からやって来た遊牧民のナバタイ人やベドウィンによって栄えた中継都市だ。
かつて隊商が、インドからアラビア半島を横断して地中海に至るルート上で、
ヨルダン高原から標高差のある死海~アカバのワディ・アラバにどうやって下りるかが大問題だった。
ペトラはワディ・ムーサを源にした川が、険しい渓谷をうがってワディ・アラバへ流れ落ちるその入口に位置し、
隊商にそのルートを通行させることで栄えていた。
岩をくり抜いて造った多くの建造物の岩肌は様々な色をしており、早朝と夕方は幻想的な赤色に染まる。
インディジョーンズ/最後の聖戦の舞台にもなったエル・ハズネは
光の微妙な違いにより、1日に50色ものバラ色を見せるとも言われている。

エル・ハズネに感動し先に進む。道中には岩をくり抜いて作った住居が数多くある。
ペトラには2000年前には2万人もの人が住んでいたらしい。
住居の中は丸みをおびており、バルセロナのガウディ建築の元ネタはこれなんじゃないかと思ったりした。
他には岩を切り出して作ったコロッセオの小型版のようなローマ円形劇場もある。
これはこの地がローマ帝国に支配されていた時に作られたらしい。

ペトラ考古学博物館に行ったりしつつ(2部屋しかなくて博物館というより資料室)、
最終目的地であるエド・ディル(修道院跡)を目指す。
ここは1世紀頃に建てられたナバタイ人の神殿で、エル・ハズネと並ぶペトラ遺跡の目玉だが、
遺跡の一番奥に位置し、急な坂道を1時間かけて登らないと見ることが出来ない。
険しい坂道をロバに乗った他の客に何度も追い抜かれながら登り切り、ついにエド・ディルに辿り着く。
エル・ハズネの方が造形は細かいが、立体感はこちらが上で、一回りおおきいものあり凄い迫力だ。

エジプト 【世界一周 9ヶ国目】 ダバブ編

2015年08月03日 00:00

【滞在した場所】ダバブ

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カイロ観光を終えた翌日、カイロを離れダバブを目指す。
宿からショッピングモールを併設した(店のほとんどは閉店していたが)
巨大なバスセンターへ向かい13時30分発のバス(90ポンド/1,350円)に乗る。
9時間程のバスの旅の間に警察によるパスポートチェックポイントが5個所もあった。かなりの警戒度だ。

バスの中でエジプト映画を見たり売店で買ったお菓子を食べたりしながら時間を潰し、23時頃にダバブに到着する。
そこからタクシー(20ポンド、深夜のボッタクリ価格)で宿の集まっているエリアへ移動する。
時間は24時位になっていたがレストランは結構営業しており、
猫がウロチョロしている猫カフェみたいな座敷スタイルの店でツナパスタ(40ポンド)を頼む。
この時は美味しく頂いたが、どうやらこれが傷んでいたらしく夜中に吐きまくることになった。最悪だ。

ダバブは世界一透明度が高いとも言われる紅海沿いにあるリゾート地だ。
マリンスポーツやバカンスの為に観光客が訪れたり、
エジプトからヨルダンやイスラエルに向かう旅行者が中継地点として利用する。
俺たちはヨルダンのワディ・ムーサに移動する際の休息地点としてここを訪れた。

翌日、体調が最悪なので宿でゆっくり休んでから町を散策する。
砂絵をオーダーで作ってもらったり、お腹に優しいハーブティーを飲んだりした。
ダバブには長期滞在する人が多いのでリピーターになって欲しいからだろうか、お店の人は親切な人が多かった。
ヨーロッパより暖かいとは言えダバブも今は冬、スキューバならダイバースーツを着れば出来なくはないが、
海水浴やシュノーケルをするには寒過ぎる。

レストランで格安で注文できる豪華な裏メニューを発見したりしつつ
(普通のメニューに記載されている価格は全て観光客向けのボッタクリ設定らしい)、
この町で体を休め(ただし宿のすぐ近くのクラブから、泊まっている部屋の中にスピーカーがあるんじゃないか?
というレベルの音漏れが毎晩していたのであまり休めなかったが)、
翌日世界遺産のペトラ遺跡があるヨルダンのワディ・ムーサを目指す。

翌朝まずはエジプトとヨルダンを結ぶフェリーが発着するヌエバアへバスで向かう。
バスの出発時間が宿のオーナーが言った時間よりも1時間遅く、早めにバスステーションに行ったのもあり
2時間以上ハエが異常に飛び交うベンチに座って出発を待つことになる。
バスの荷物係に特別手数料を請求されつつ11時前にやっとバスが出発した。
1時間で到着する予定だったが、何度も足止めをくらい1時間程遅れる。

ヌエバアに到着するとフェリー乗り場を目指す。フェリーは国営らしくチケット売場のオッサンはかなり偉そう。
しかもチケット代65ドルに加えて謎の10ドルを請求される。確実に賄賂だが払わないと乗せてもらえないので渋々払う。
役人が直々にボってくるとかありえない。
荷物検査を終え出国検査を受けに行くが、係員がおらず乗客が長い列を作って待っている。
1時間以上経ってやっと係員が来て列が動き出す。

エジプトは国民は感情的な所もあるが、親日で一生懸命でとても好感が持てる。
しかし街や遺跡の管理状態は最悪だ。それはこの国の役人のレベルが著しく低いからだと思う。

15時出発予定のフェリーは2時間遅れてやっと動き出す。20時頃やっとヨルダンのアカバに到着する。
予定より大幅に遅れている上に入国審査には長い列ができている。
21時まで運行しているバスでワディ・ムーサに向かわなければならない為、係員に事情を説明すると優先して案内してくれた。
ヨルダンの役人のレベルはエジプトとは大違いだ。

その後急いでタクシー(7JD/770円、相場の倍だが急いでいたので渋々払った)でバスステーションに向かうが、
今日初の便には結局間に合わなかった。
ワディ・ムーサまで送るよと言いながら執拗に追いかけてくる悪徳タクシーから逃げ回りながら、
仕方なくその日はアカバで一泊する事になった。

エジプト 【世界一周 9ヶ国目】 カイロ編

2015年08月02日 00:00

【滞在した場所】カイロ
【訪れた世界遺産】カイロ歴史地区、メンフィスとその墓地遺跡‐ギーザからダハシュールまでのピラミッド地帯

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ヴァティカン観光翌日は移動日。飛行機でヨルダンのアンマンを経由し、エジプトのカイロへ向かった。

予約していた宿が手配した送迎車に向かっていると、二人組の男が突然現れ、
運転手が手押し車で運んでくれていたバックパックを勝手に送迎車に詰め込み始める。
エジプトではチップやバクシーシ(寄付)の文化が根付いていて、
イスラム教では富める者が貧しいものに施しをするのは当たり前という発想だ。
その為、その男達は当然のようにチップを要求してきた。
貧乏旅行中の身では不必要な支出は出来ないので、笑顔でお礼を言ってそのまま出発する。

地下鉄が止まったためにローマを歩いて周ったからだろうか、連れの体調が芳しくなくカイロではゆったりとしたペースの観光となった。
滞在2日目にエジプト最大の考古学博物館に行ってみる。
宿から地下鉄(1ポンド/15円)で2駅。道中近くを通った広場ではデモをやっていた。近づかないに限る。恐い恐い。

入場券(60ポンド/900円)を買い、持ち込み禁止のカメラを預け、セキュリティチェックを受けて中に入る。
中には紀元前3,000年の時代からの王の像や副葬品等が大量に展示されている。
ゆっくり見ていたら丸一日かけても見終らない量だ。
古代、中代、新代と時代が進むにつれて王の像がイケメンになっていく。
時の流れとともに王を神格化する風潮が強くなっていったからだろうか。
この博物館にはかの有名なツタンカーメン王の黄金の仮面も展示されていた。

滞在3日目はカイロの中でも世界遺産にしていされている建築物が特に集中しているイスラーム地区の観光だ。
タクシー(7ポンド/105円)でアズハル広場周辺に行ってみる。
まずは世界遺産であるガーマ・ホセイン寺院の真ん前にあるカフェで食事をとることにした。
寺院の前には飲食店が横並びになっており、各店のウェイター群がってきた。
店を吟味していたらウェイター達が客を取り合って喧嘩を始めたので、適当な店に入ることにした。

次にガーマ・アズハルという世界遺産である学校に行ってみる。
外の喧騒とは対照的に中は静かで厳粛な雰囲気だった。
寝ている人、友人と宿題をしている学生、祈っている人、色々な人がいた。
中に入る時に管理人に靴を預けたのだが、帰り際にそいつが一人20ポンド払わないと靴を返さないと言ってきた。面倒臭い。
連れが猛抗議をしながら棚の中の靴を取り返していた。凄い。

次に14世紀からあるバザールで、世界遺産でもあるハーン・ハーリに行ってみる。
ここは土産屋が集積しており、店主が日本語混じりで道の両側から呼び込みをしてくる。
しつこさはモロッコのスークに比べるとマシで、適当に値切りながら買い物をする。
それでもボラれている気はするが、観光客しか利用しない土産屋が高いのは仕方がないだろう。

カイロ滞在4日目。今日はついにギザのピラミッドを見に行く。
地下鉄を乗り継いで、ビラミッドの最寄駅に向かう。そこからタクシーに乗り、30分近く走ってようやく姿が見えてきた。
街の風景に巨大な三角形が浮かび上がる。あと少しで到着という所で車の周りに男達が群がってきた。
窓から顔を突っ込んできて「入場料に10ポンドよこせ!」と叫んでくる。誰が払うか!
しまいには空席だった助手席に男が乗り込んできて「俺はガイドじゃない。政府の人間だ」とか言ってくる。嘘付け!

無視していると男は車を降りていったが、タクシーが窓を開けて徐行運転しているから次から次へと詐欺師どもが車に群がってくる。
「窓閉めろ!」と俺が運転手にぶき切れ、メーターがどんどん回っているので「Time is money!」と連れが叫んで、なんとか車は道を突破した。

入口に辿り着き入場料(60ポンド)を払い敷地内に入る。大中小3つのピラミッドとスフィンクスが見える。
午前・午後それぞれ150名限定のクフ王のピラミッドの入場券(100ポンド)を買いに行き、無事手に入れる。
ピラミッドの中に入り、45度の傾斜の空洞を木の板をつたってひたすら登る。
その先には10畳位の狭い空間があり、石で出来た棺桶みたいなものが設置してあった。
その後、太陽の船博物館(入場料50ポンド)に行ってみる。
ここにはクフ王が天国に行くために作らせたとされる全長40mの木製の船が展示されている。

イタリア 【世界一周 8ヶ国目】

2015年07月31日 00:00

【滞在した場所】ベネチア、ローマ
【訪れた世界遺産】ヴェネツィアとその潟、ローマ歴史地区、教皇領とサン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂、バチカン市国

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バルセロナ観光翌日、イタリアのベネチアを目指した。まずはバルセロナ空港からイタリアのベニスに向かう。
所要時間は2時間程。楽勝だ。そこからベネチアはバスで30分程度。

世界で最も美しい都と言われるベネチアは周囲約11km程の小さな島で、
海面ギリギリまで建てられた歴史ある建造物と海が美しく調和している。
街には乳母車ぐらいしか車輪の付いたものは走っていないのでとても静かだ。
また治安も非常に良く、迷路みたいに入り組んだ街中で夜、本気で迷子になったのだが、身の危険を感じることはなかった。
街中の移動手段は船。12時間乗り放題のチケットが20ユーロだった。海上には船タクシーやゴンドラも走っている。

街中にはたくさんの教会や美術館がひしめき合っていて、観光には事欠かない。
また小さなショップがあちこちにあり、街を散策するだけでも楽しい。
街を散策していると、観光客が集結するポイントだけでなく地元民の生活エリアにも流れ着いた。
船に載せたまま商品を販売しているお店を見つけたりと、地元の雰囲気に触れることができ、ホッコリした気持ちになった。

ベネチアを観光した翌日、新幹線でローマに向かった。
所要時間は5時間程だったのだが、あいにく15時40分発の便しか取れず、ローマには20時着となった。
宿に向かうため駅前のタクシー乗り場でタクシーに乗ったのだが、
車が出発してしばらくすると運転手がローマのタクシー料金は一律20ユーロだと言い出した。
ローマの面積はかなりあり、明らかな嘘だ。
警察を呼ぶぞと反論すると運転手は急に弱気になり、なら8ユーロにまけると言い出した。
それでも十分高かったが、これ以上交渉するのもめんどくさいので料金を支払って宿に向かった。

翌日はローマの観光日だ。当日乗り放題の地下鉄チケット(6ユーロ)を買って、ローマを周遊する。
まずはローマで一番有名であろう建造物、コロッセオに向かう。
2000年前の西暦80年に造られた闘技場の、東京ドーム程の大きさに圧倒される。
その後ローマ共和政時代の政治所フォロ・ロマーノに行く。
帝政時代に度重なる蛮族の侵入によって破壊され、今ではほとんど廃墟と化している。
ローマの休日で有名な真実の口があるサンタ・マリア教会は完全に観光地化していた。
後ろ向きでコインを泉に投げ入れると再びローマに訪れることができるという言い伝えのある、トレヴィの泉ではコイン投げを実践した。
現存するローマ建築最大の石造り建築であるパンテオンは神々しいまでの迫力だった。

ローマ観光中は地下鉄が動かなくなり、結局歩いて周わったのだが、車の往来が激しく大変だった。
ローマの休日みたいな優雅なイメージも持っていたが、実際は全然違った。

翌日、ローマ内部に位置する独立国ヴァティカン市国の観光に向かう。
ここの観光ポイントはサン・ピエトロ寺院とヴァティカン博物館の2つのみだが、
ヴァティカン博物館が非常に広大であるため、一日かけて周ることにした。

広大なヴァティカン博物館の内部を、日本語の音声ガイドを聞きながらじっくりと周る。
素晴らしい作品だらけだったが、ラファエッロ作の壁画が描かれたラファエッロの間と
ミケランジェロ作の最後の審判が描かれたシスティーナ礼拝堂は別格だった。
構図の素晴らしさであったり、彩色の立体感であったり、素人目にもその凄さは伝わってきた。
最後の審判では、人類の誕生から審判の時まで、キリスト教世界の真理の全てが表現されている。

その後、いよいよキリスト教の総本山であるサン・ピエトロ寺院に向かう。
これまでオーストラリア、南米、ヨーロッパで主要な教会を周ってきたので、なんとも感慨深い。
寺院の内装は非常に豪華なのだが、装飾過多な印象はまるでない。
全ての装飾が完璧な計算の元配置されているようにも感じる、素晴らしい場所だ。

モロッコ 【世界一周 7ヶ国目】

2015年07月26日 00:00

【滞在した場所】マラケシュ
【訪れた世界遺産】マラケシュ旧市街、アイト・ベン・ハッドゥの集落

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トレド観光を終えると、一度スペインを出てモロッコに向かった。トレドからマドリードへバスで二時間程移動し、飛行機に乗る。
モロッコまでは近いので短期旅行に行くスペイン人は多く、
マドリード、マラケシュ間の格安チケットは2012年当時のレートで8,000円程で買えた。
二時間程飛行機に乗り、モロッコの首都マラケシュに到着した。

世界三大ウザイ国として、インド、エジプト、モロッコが旅行者の間で挙げられる事が多いが、
全部行った身としてはぶっちぎりでモロッコを押したい。モロッコ人はマジでウザイ。
マラケシュの街は迷路のようになっていて、主通路のようなきちんとした道がないので旅行者はまず間違いなく迷う。
そうすると周りにモロッコ人が群がってきて道案内を申し出てくるが、絶対に相手をしては駄目だ。
案内代を請求されるか、知人の店に連れ込まれて押し売りされるのがオチだ。
なので無視するのだが、奴らはしつこい。
腕を引っ張ったり、勝手に前を歩いて道案内をしたことにしてきたりと、やり口は超強引だ。
道は店主などの身元がしっかりした人に聞こう。

マラケシュのスーク(日本で言う商店街みたいな所だが密度が物凄く高い)の規模は世界一と言われている。
世界中のマーケットを見てきたが、確かにここは凄い。
ランプや香水や織物、香辛料など、いかにも中東的なエキゾチックな品々が信じられない位の種類売られている。
それらは超本格的なものばかりで、観光客向けにデザインされておらず、地域色が強い尖った感じが逆に素晴らしい。

マラケシュにはフナ広場という場所がある。
ここでは毎日テント張りの飲食店や露店や大道芸人が数多く集まり、夜一時頃までお祭り騒ぎが繰り広げられる。
広場では何でこんなに同じ店が成立するのか謎に思える、見た目全く一緒のオレンジジュース店が何軒も連なって並んでいたり、
飲食店の客引きが日本の芸人の一発芸をかまして来たりと、歩いていて楽しい。

特に衝撃的だったのが、ムスリム風のおばさんだ。
「私からのプレゼントです」と言って、連れの手に勝手にヘナで絵を描き始め、絵を描き終えると
「今度はあなたのプレゼントを下さい」とお金を請求してきた。
最初は支払を拒否していたのだが、鬼の形相で追いかけてきたので少額のお金を払って追っ払った。
マジで呪われそうな顔だった。

マラケシュ観光をしながらも、次の目的地であるサハラ砂漠に行くため、旅行会社を探す。
サハラはマラケシュからアトラス山脈を越えた先にある。
道中は過酷なので、業者選びは慎重にしないと命にかかわる。
運良く信頼出来そうな業者を見つけ、二泊三日のツアーを予約した。

翌日早速ツアーに参加する。ツアーは18人乗りのミニバスで移動だ。
乗客の国籍はモロッコ、スペイン、ポーランド、インド、中国、日本と、なかなか多国籍な顔ぶれだ。
車は四時間をかけてオート・アトラスを超える。道の険しさは過去最高で車は縦横揺れまくる。
移動時間はそんなに長くないが、かなり辛かった。
山脈を越えると一同は最初の目的地であるアイト・ベン・ハッドゥに向かう。
ここは土壁で作られた家々が集積した村で、要塞のようになっている。
特に歴史的ないわれがある訳ではないが、その美しさと保存状態の良さから、世界遺産に登録されている。

アイト・ベン・ハッドゥを見終えると、車は山の中にある宿に到着し、一日目のツアーは終了する。
…はずだったのだが、なんとガイドが道に迷い宿に辿り着けなかった。
辺りは刻々と暗くなっていき、あやうく車内泊になりかけたところでやっと宿に到着した。
この業者大丈夫なのだろうか…。

翌日はトドラ渓谷やベルベル絨毯を作っている民家の見学をしたりしながら、車は目的地に向かい、
ついに一同はサハラ砂漠のメルスーガ大砂丘に辿り着いた。

メルスーガ大砂丘に到着した時、日が傾き始めていた。ここから先はラクダに乗って砂漠の中を移動していく。
時が経つに連れて、太陽は沈んでいき、空は赤色に変わっていく。
砂漠は赤茶色に染まり、砂漠にうつるラクダと乗客の影は濃くなっていく。
太陽が姿を消すと、雲一つ無い空に星が瞬き始める。
ラクダには二時間以上乗って移動していた。旅人達は黙って皆それぞれ思いを巡らしている。
辺りは静寂に包まれ、ラクダが砂漠を踏みしめる音だけが響いていた。
時の流れを、太陽と星の動きとともに、このように体で直接感じたことがあっただろうか。貴重な体験だった。

翌日、ツアー1~2日目に移動した距離を一日かけて戻った。
アトラス山脈を再び超えたのだが、雪で道が通れなくなり危うく車内泊になるところだった。
なんとか道は開通し、その日中にマラケシュに戻ることができた。

翌日は休息し、次の日にスペインに戻るためバスでタンジェを目指す。
モロッコ最大の都市カサブランカに向かい、そこでバスを乗り換えタンジェを目指す。
タンジェに到着すると、その日は宿で休み、翌日フェリー乗り場に向かった。ここから船でスペイン入りするのだ。
フェリーでスペインのアルヘシラスに到着し、入国審査をすませるとバスで目的地であるグラナダに向かった。


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