2007年01月16日 02:27


Welcome to the Ballers Town / BALLERS
01. Intro(Walkin' on the street)
02. Welcome to the Ballers Town
03. 4 Bricks
04. Skit(Rollin' on the street)
05. Wild Rodeo Boys





モサド・エンドレスファイル・シグナルなど総勢12名で構成される名古屋を代表するクルー・ボーラーズ。
ストリート音源を含めるとメンバーそれぞれの作品を発表し終えたという事で、
ついに彼らが発足七年目にして初となるクルー名義の作品を届けてくれた。
ボーラーズの作品は今後も連続リリースの予定らしく、今回はまず彼らの合言葉とも言えるストリートに焦点を絞った作品にしたという。
初め穏やかな語り口調だったアナウンサーが徐々に興奮しながらの実況に移り変わっていく、
不穏な雰囲気のイントロに続きタイトル曲が始まる。
イコール・プロデュースの7MCによるこの曲は畳み掛けるようなラップの応酬というよりは、
ミドルテンポのビートの上で各自が腰を落ち着かせたフロウをじっくりと聴かせる内容となっている。
その為出来は決して悪くないものの、冒頭の曲としてはインパクトに欠ける感じは否めない。
MCジュン・スティーラー・10C等のボーラーズの新人MC達はスキルは皆水準以上に達しているものの、
まだまだフロウが先輩からの影響から抜け出しておらず、飛び抜けた個性を感じる者がいなかった。
グランド・ビーツ・プロデュースの「Wild Rodeo Boys」は音楽的に切磋琢磨している様子を、暴れ馬を乗りこなすイメージで製作したという。
イコール・ワット・10CがBPM早めのトラックの上でスピーディーにマイクを廻し、フックも気持ち良くフロア受けしそうな良曲となっている。
今回のシングルはフロア狙いの楽曲を集めたという事で耳に残るようなラインはあまり無い。
また各楽曲のクオリティは低くないものの、想定通りの展開が続き意外性が無かった。
この辺の不満は今後の連続リリースで解消してくれると期待しているが、どうだろうか。
コメント
もりた | URL | -
はじめまして、
ブログ村で拝見しました。ランキングも頑張ってください!また寄らせていただきます。
( 2007年01月19日 13:02 )
taill | URL | -
ブログ村には昨日参加したばかりです。参加して良かった!
ブログ気にいただけたようで、光栄であります。
良かったら、ランキングにも協力してもらえると助かりま~す。
( 2007年01月20日 02:23 )
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