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どんどん変に… エドワード・ゴーリー インタビュー集成 / カレン・ウィルキン編

2015年08月30日 21:00

9784309266848[1]

 文章を推敲するにあたり重要なのは一番出来の良い文は削除することであると。それは他の文がそれに決して敵わないからであると。様式美を何よりも重視するゴーリーらしい発言だ。
 また数多くの猫と一人で長年暮らすことで、人目線では無い価値観に触れることが出来たと。原稿を台無しにされても、破傷風の予防注射をしなければならない程強く噛まれても、猫への強い愛をゴーリーは失わない。そんな彼と大量の猫との同居生活では、圧倒的に猫側に主導権があるのだろう。人間の頭では不条理で(恐らく彼自身にとってもいくらかは)理解を超越している、彼の作品群はそのような価値観で作られている部分もあるのではないか。ただそれらの作品が多くの人を惹き付けるのは、ゴーリーの常人離れした博学が、作品に意識的・無意識的にきちんと投影され、説得力を持っているからだと思う。

2.0点 / 5点満点


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