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新興宗教オモイデ教 / 大槻ケンヂ

2013年05月17日 23:00



青春とは子供から大人へ成長する上での苦しみと喜びだ。
未成熟な者は未成熟なために自分の可能性を限り無く夢想できる。
そして実際、多くの可能性を秘めている。

彼らは自分のことや世の中のことを良く知らない。それだけに彼らはとても不安定な存在だ。
彼らの多くは生きていく中で自分がどんな人間なのか、世の中がどうなっているのか
徐々に知り、受け入れていく。そうして大人になる。

どこまで受け入れれば大人といえるのか、そもそも大人になるのが良いことなのか。
それには色んな意見があるだろう。
大人への反発。世の中への反発。常識への反発。自分への反発。
この小説には、そんな青春が描かれている。

内容は血みどろで、登場人物は全員狂っている。
話は伏線も無く行き当たりばったりで、終焉も唐突だ。
だが本作は、美しくも汚らしい青春を描ききっている。これで十分だ。

★★★★★★★☆☆☆


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