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トウカイ×テイオー / TOKONA-X

2010年10月02日 21:00

 2004年1月28日発表作品

01. They Want T-X ~INTRO~
02. Nexxxt Big Thing
03. HOW We ROLL ~who tha finest.Who tha biggest~ feat. DABO, BIGZAM, Mr.OZ
04. Let me know ya... feat. Kalassy Nikoff
05. Oh my goodness feat. AKIRA
06. H2
07. I Just Wanna... feat. SYGNAL
08. I’m in Charge
09. Dirty go around feat. asm.
10. 女子大ROCK feat. LOKU, WATT, Killa-D,MASH, ANTY the 紅乃壱, KEISHI, DJ abu
11. Twin Peaks feat. EQUAL
12. -SKIT-
13. BAD若旦那 ~いんだくらぶ~
14. New York New York
15. Where’s my hood at? feat. MACCHO
16. Do U Want it again ~OUTRO~ feat.ia



若干26歳で亡くなったTOKONA-Xが唯一残したソロアルバム。

彼の特徴は、名古屋弁でのしゃべくりをそのままラップにしたかのようなオリジナルなフロウと超キャラの立ったオヤジ声だった。
そんなスタイルで時にサグに凄んで見せたり、時におちゃらけてみたり、非常に表現の幅が広いラッパーだった。
喜怒哀楽といった感情をラップで表現するのが非常に上手く、更に凄いのはその喜怒哀楽の隙間、
例えば喜びと怒りの間の微妙な感情すらラップに落とし込んでいた。

それが良く分かるのが本作収録の「New York New York」。
この曲でTOKONA-Xは憧れのニューヨークへ初めて行ったときの何とも言えない気持ちを歌っている。
感動したとも言わず、喜怒哀楽のどれにも当てはまらない複雑な心境をラップで見事に表現している。
まるで天才俳優のような天性の才能がこの人にはあったのだろう。

彼はこのアルバムについて、やらなければならない事とやりたかった事が取りあえず出来たとインタビューで語っていた。
M.O.S.A.D.ILLMARIACHI時代からのファンの為のやんちゃな曲や、地元名古屋のアーティストを紹介する為の曲、
メジャーデビュー盤でもあったので一般人にもとっつき易い曲を用意したりと本作を作るにあたって見えない制約も多かったのだろう。
彼は一枚目はこんなもんで二枚目が勝負だとも語っていた。彼は死の直前までラップの技術が上昇し続けていた為、
もし生きていたら素晴らしいセカンドアルバムを作っていたのだろうと、予想というより確信を持って思ってしまう。

この作品が出た2004年頃は妄走族やM.O.S.A.D.OZROSOURUS等が良作を連発しハーコーラップ全盛期だった。
今ではその勢いもすっかりおさまってしまったが、その最大の原因はやはり彼の死だろう。
今のシーンをどうこう言うつもりは無いが、彼が生きていたら「女々しいラップしてんじゃねぇ」と一喝してくれたんだろうな。

New York New York / TOKONA-X


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