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ソラニン

2010年04月13日 23:00

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ソラニン / 三木孝浩
★★★★★★☆☆☆

※本レビューには重大なネタバレが含まれています。

浅野いにお原作の同名漫画の映画化作品。宮崎あおい・高良健吾主演。

キャスティングに関して、割と良かった。特にベースの加藤役の近藤洋一(サンボマスター) はハマリまくりで、
原作のキャラクターはこの人がモデルなんじゃ無いかって位。
ただ主演の高良健吾はイケ面過ぎて、原作とはイメージが違う。
原作の主人公はどこにでもいそうな普通の男の子だったのに、俳優がこんだけカッコいいと
場面場面の印象が原作と比べ歪められてしまう。

細かな違いはあるものの基本的に原作を忠実に映像化していく。
漫画の流れをそのまま脚本におこしてるだけなので、映画的なメリハリが足りない。
それと一つ原作と決定的に違う点がある。それは種田の死の解釈だ。
原作ではぼかしつつも自殺だと描いているのに対し、映画では事故死に取れるようになっている。
原作では赤信号でバイクで突っ込んでいるが、本作ではバイクが渡る直前に黄から赤に変わっている。
また種田の最期の台詞が「今日は空が高い」から「早く帰ろう」に変わっている。

自殺か事故死かで本作の意味合いは全然違ってくる。事故死の方が話は単純な訳で…。

種田の死の解釈の改変は大いに気に入らないけれども、それは原作あっての話の訳で、
本作を単体で見た場合はちと間延びしてるけれど悲しくも美しい青春を切り取った素敵な作品だと思う。

主題歌のソラニンは原作の歌詞を再現するためにアジカンの持ち味が殺されている印象があって、
エンディング曲のムスタングの方が耳に残る。


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