--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

パラノーマル・アクティビティ

2010年02月19日 21:30


パラノーマル・アクティビティ / オーレン・ペリ
★★★★★★★★☆☆

制作費わずか135万円の超低予算映画ながら、興行収入100億円以上を叩き出したフェイク・ドキュメンタリーホラー。

婚約者と同棲しているマチは毎晩起こる怪奇現象に悩まされていた。
彼は寝ている間寝室にカメラを仕掛け、怪奇現象の正体を突き止めようとする。
その夜から不可思議な出来事は徐々にエスカレートしていき…。

超低予算で大ヒット。モキュメンタりー(擬似ドキュメンタリー)という手法。
これらのキーワードから思い浮かぶのは10年前これと全く同じ現象を引き起こした「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」だ。
ブレアが予算300万、全編を手持ちカメラで撮影した作品だったのに対し、
パラノーマルはさらに低い予算135万、カメラは舞台となる家を出ることすら無い。
極限まで制約された撮影状況が本作にリアリティを与えている。

ブレアが何が起こっているのか殆ど説明されず、次の展開が全く読めなかったのに対し、
本作は毎晩酷くなっていく怪奇現象とそれに翻弄される恋人達と、結構分かりやすい。
後、度胸と無神経さが半端無い彼氏はちょっと嘘臭い。
普通あんな状況になって怖がらない奴はいないと思うんだが、殆ど怖がらないし。
彼の無神経さが引き起こした事件なんだろうけど。

本作は元々オリジナルのエンディングがあったのだが、
大規模公開する前にスピルバーグに本作の監督がアドバイスを受け、エンディングを差し替えている。
恐怖の即効性では確かに本作のエンディングは凄いし、本作のハイライトなんだろうけど、自分的にはオリジナル版の方が良い。
エンディング直前までは最高に怖かったのにラストで拍子抜けしてしまい、
そこまで積み重ねてきたリアリティが一気に崩された。余計なアドバイスすんなと。

ホラー映画は今までそれなりに見てきたけど、怖いと思えたものって殆ど無い。
んで本作はそのうちの貴重な一本だ。ホラー映画というのは物凄く怖いシーンを撮るよりも、
観客に何にも起こって欲しくない(何か起こるだろうけど)勘弁して欲しいって思わせたら勝ちだと思う。
前振りが肝というか。そういう意味で本作は成功している。
これが怖く無いって人は本作をあくまでフィクションとして見てるからだ。
実際こんなのが自分の身に起こったら怖過ぎでしょう。そこでシンクロ出来るかが本作を楽しめるかどうかの鍵になる。


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://taill.blog72.fc2.com/tb.php/185-1b5201cd
    この記事へのトラックバック

    パラノーマル・アクティビティ / Paranormal Activity

    61点/100点満点中 製作費約135万円、撮影期間1週間の低予算インディーズ作品にもかかわらず、口コミで評判が広がり全米で約95億円の興行収入を上げたホラー映画。2010年公開作品。 ************************************ 幼...



    最新の記事


    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。