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PRIDE / 籠獅

2009年12月07日 20:00



01. INTRO
02. PRIDE
03. CHOOSE ONE -選ばれし者- feat. DABO, DELI
04. ミタイナ? feat. 般若
05. 裏路地 feat. 漢
06. マネートレイン feat. RAKABEE, XXL
07. ONE feat. ZETTON
08. 理想と現実
09. アルアメノヒ -SKIT-
10. オマエ
11. MISS U feat. HI-D
12. クラップ feat. AK-69



九州のジャイアン・籠獅の2ndアルバム。
1stマキシシングル1stアルバムとトピック選びやリリックなど地に足着いた作品を残してきた籠獅だが、
今回も期待を裏切らない手堅い一枚に仕上げてきた。

前作はソロマイカーとしてがっちり聴かせてくれる曲が多かったが、
今回は東京を中心とした有名所のアーティストを多く迎え、彼らとの秀逸な競演が楽しめる。
地方ラッパーでありながら東京のハードコアラッパーに対して変な遠慮が感じられず、
シンプルに好きな人とやってる印象で嫌味の無い絡みを見せてくれる。

客演を迎えた曲で特に良いのは、電子ピアノのループが使用された綺麗目トラックの上で、
いつも通りの身も蓋も無いラップを吐き捨てる漢と、それに臆することなく絡む籠獅が頼もしいM-5。

ソロ曲は逮捕による大切な人との別れと再会を歌ったM-10が抜群。
「普通で良い 別に特別じゃなくても良い 数十年後ジジイにババア 手を取り合って歩いてりゃいい」という歌詞に共感した。

籠獅はラップのスキル自体はさほど高く無いが、聴き取りやすいフロウだったり、一聴してすぐに理解出来るシンプルなリリックだったり、
程よいサグイズムだったりと、案外数多くのラッパーが実践してないスタイルをこなしており、貴重な存在と言える。
ちと般若の影響が強い気はするが。

M-7の「別にZeppじゃなくてもいい 別に大トリなんかじゃなくてもいい 只目立ちたい 只歌いたい テメーの存在只伝えたい」
といった歌詞が象徴的なように籠獅は必ずしもNo1を目指しているのでは無いのかも知れない。
ただ自分が出来ることを、やりたいことをやっているだけなのかも知れない。
そんな謙虚な姿勢がこれまでの職人気質な作品に繋がっている。

彼のラップや作品に革新性は皆無だ。新しいものは確かに素晴らしい。
だが何にも目新しいものが無いものにも素晴らしいものはたくさんある。自分にとって籠獅は信頼できるアーティストの一人だ。

PRIDE / 籠獅


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