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THE 12JAPS / DJ BAKU

2009年08月17日 23:00



01.PHOENIXION 09 feat. B.I.G.JOE
02.GOOOOOOOOOOOAL!!!!!!! feat. Shing02
03.WM
04.WALKMAN feat. NIPPS, K-BOMB
05.スサノオ feat. BRON-K
06.ASIAN SEED Ver.2 feat. HIDADDY, INI
07.INCREDIBLE STYLE CLASH
08.眠る街 feat. NORIKIYO
09.TOKYO
10.COAST TO COAST feat. 漢, 般若
11.MY ROOTS feat. FREEZ
12.JAPANESE HIPHOP AND ME feat. ILL-BOSSTINO



過去般若・RUMIとグループを結成していたなんて紹介も無粋なくらいアンダーグラウンドで知名度を持つDJ BAKUが、
キャリア初となるリードアルバムを発表した。

召集された面子はヘッズから圧倒的な支持を集める12人。
超豪華な客演陣が話題になった作品は古くはDJ MASTERKEYの1stリーダーアルバム、DABO主催のBABY MARIOのコンピ、
最近ではペイジャーのリユニオン作といくつかあるが、今回のが一番凄いんじゃ無いかという程の凄さ。

ヤバいトラックを作るDJ BAKUに12人の間違い無いMCの組合せ。これで良く無い訳が無い。・・・はずだったがそうでも無かったようだ。

M-1ではギターをベースにどんどん展開するトラックの上でB.I.G.JOEが自由気ままにラップを乗せる。
両者のバイブスのせめぎ合いが感じられるなかなかの一曲。
続くM-2では輪郭のはっきりしたビートにシンゴ02がポジティブなメッセージをハキハキしたラップでぶつける。これも悪くない。

次の曲をいやがおうにも期待させるインストに続くM-4はシーンが誇る至宝の狂人の競演。
バクは渋めながらもイカれたビートを用意。結果期待通りの一曲が完成。ケーボムがちゃんとラップしてるのを久々に聴いた気がする。
その流れにスムーズに繋がるM-5では和物トラックにBRON-Kの歌フロウがバッチリはまる。

とここまでの流れは悪く無いのだが、次の曲から様子がおかしくなっていく。
今までの流れを断ち切るようなファンキーなトラックの上でHIDADDYがダウナーな、INIが詰め込み系のラップを聴かせる。
「お前らの耳はサンドバック」等のパンチラインをかますHIDADDYも、前のめりにラップするINIも悪くは無いが、
肝心のDJ BAKUのトラックがイマイチなせいで退屈な一曲に。
インストに続くM-8はNORIKIYOが「この国は腕の中 植民地?違うぜ旗がある」と国の先を憂う。
こちらのトラックは地味ながらしっかりと彼を援護。

M-10では東京の汚さを描写させるのにこれ以上の面子はいないであろう漢と般若をフィーチャー。
M-9のスキットでのルミの煽りで高まりまくった期待に曲の出来は残念ながら追いつかず。
やっつけ仕事気味の漢と、「信念1 欲望9 好きで嫌い 今日もMY HOOD」と吐き捨てる般若も悪く無い。
だがそれぞれが自分の仕事をしてるだけという感じで、三者が競演する事による特別なグルーヴというのは生まれず。

地味ながら中毒性の高いビートの上で、FREEZが淡々と自分のルーツをラップするM-11は意外と悪くない。
ラストM-12で日本語ラップと自分について真摯に歌うボスのラップは問答無用でかっこ良い。
トラックもラップに負けじと食らい付いているが、やはりこの曲はボスが持っていっている。

もしDJ BAKUと参加ラッパーが全くの無名だったとしたら、凄いアルバムだと思ったかもしれない。
でも実際はそうでは無く、彼らのポテンシャルの高さを知っている。
そんな訳で本作を手放しで賞賛は出来ず、「もっとやれたはずだろ」とだだをこねてしまうのだ。

PHOENIXION 09 feat. B.I.G.JOE & JAPANESE HIPHOP AND ME feat. ILL-BOSSTINO / DJ BAKU


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