--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

MASTERPIECE / ラッパ我リヤ

2009年06月23日 02:08

4988008001440.jpg

01. こいつがウワサのTOKYO産
02. 始まりの合図
03. ヤバスギルスキルNo.9 feat. satoshi(山嵐)、Yooco 
04. 届くまで feat. Bamrainsidaz (Skipp&Ark)
05. 愛と夢と
06. My Girl
07. Get It How I Live
08. Gariya Is Back!
09. ULTRASUPERSTAR feat. JESSE(RIZE)
10. MORIAGARU
11. HEY! HEY! HEY! feat. Minesin-hold
12. Music Is My Life



前作から2年半、レーベルを改め発表された我リヤの7thアルバム。
今回は原点回帰がテーマらしいが、実際は実験の多い挑戦的なアルバムとなっている。

本作のトラックは前2作で主力だったDJトシは参加しておらず、過半数をJ★STILLTONが残りを山田マン・Qが手がけている。
今回のトラックはサウス寄りのものや電子音を多用したもの、ロック的アプローチのもの等、
今までの我リヤのアルバムには無かったものが多い。

それに乗っかるラップに関して、Qはスムーズにトラックに寄り添うフロウを多用している一方、山田マンはいつも通りの濃いラップを乗せており、
少し違和感ありつつも逆に言えばいつもの我リヤらしさを残せており、これはこれでバランスが取れたのでは無いかと好意的に捉えた。

M1~M2で定番の我リヤ風味を味あわせてくれ、ど定番のM3と続く流れ。
とはいえ、大抵アルバムの冒頭でどでかい一発をかましてくれる我リヤにしては物足りなさも感じたM1~M2。
続くM3もフックに女性ボーカルを持ってくるのはシリーズで初めての試みだし、
Qのバースも半端無くカッコイイのだが、客演のサトシがイマイチ。
ベテランだしサトシにはかっこ良いバースもいっぱいあるが、今回は酷い。

アルバムのハイライトはこの後のM4~M6で、2人がラップする理由を赤裸々に語るM4、
ロック寄りのトラックと歌いあげるフックが印象的なM5、1stアルバムから作り続けているラブソングで最高の出来であろうM6。
この3曲が素晴らし過ぎる。山田マンの不器用さが非常に良いように作用しているし、Qのテクニカルなラップが曲のバランスをそっと支えている。
何よりすっかり大人になった2人の真摯なリリックが胸を突く。

その後のM7~M10は社会派ラップとサウス乗り全開の非常にマニアックな流れとなる。
いつも思うのだが、我リヤの社会派ラップは内容を大雑把に詰め込み過ぎだと思う。
その後のM11~M12で悪い流れを払拭してくれる。パーティーを楽しむ様を上手く描写し緩めの楽しい曲にまとめたM11。
NO HIP HOP NO LIFEを感動的に歌いあげたM12で気持ち良くアルバムは終わる。

今作を聴いた印象はQはキャリアとともにスキルが上昇し続けている数少ないラッパーだという事、
M4~M6辺りの曲が今後の我リヤの生命線になるのではないかという事だった。
本作は軸をぶらさず新しい事にも挑戦した、地味だが丁寧に作られた良質なアルバムだと思う。

ヤバスギルスキルNo.9 feat. satoshi(山嵐)、Yooco / ラッパ我リヤ



コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://taill.blog72.fc2.com/tb.php/125-f3e044ed
    この記事へのトラックバック


    最新の記事


    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。