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SPECIAL FORCE / NITRO MICROPHONE UNDERGROUND

2007年11月27日 04:26





01. SPECIAL FORCE
02. DEAD HEAT feat. KASHI DA HANDSOME
03. ナクナイ?
04. NIGHT RAID -Tokyo state of mind-
05. 侵略
06. JUNGLE FEVER
07. AM 2:00
08. ボンバーマン
09. アルカトラズ
10. 行動
11. PM 5:30
12. ONE NIGHT
13. 楽団
14. PRAYER
15. THE PRESENT 4 REAL
16. SPEND THE TIME



ブラストをして10年に1枚級の大傑作と言わしめた奇跡の1stから8年、
久々に集結したメンバーが再度個性をぶつけ合った前作から3年、ファン待望のニトロの3rdアルバムがついに完成した。

リリックが意味不明等の批判はあるものの、ニトロの1stは名盤というのが所謂ニトロファンの一致した見解だ。
だから彼らはニトロのアルバムが発表されるたびに過剰なまでの期待を寄せる。
1stを初めて聴いた時の興奮がまた味わえるのでは無いかと淡い希望を持つ訳だ。
そういった希望を存分に満たすようなアルバムは1st以降、本作を含めて発表されていないのが現実だが。

ならばどうして彼らは希望を捨てないのか。
それは1st以降も曲単位ならば「適当強盗」や「NITRICH」、本作収録の「SPECIAL FORCE」等いくつもの名曲が生まれているからだ。
「NITRICH」を聴いた時に確信したのだが、ニトロはファンが喜ぶ曲を狙って作ることが出来るグループだと思う。

良いトラックが用意されれば上記の様な曲を作ることはニトロにはそんなに難しい事では無い。
だがそのようなBPM早めの躁状態の楽曲だけでアルバムを一枚通すのは難しい訳で、色んなタイプの曲がアルバムには収録されることになる。
ニトロの1stの凄い所は名曲として名高い「N.M.U.」を始めとして、
BPM遅めのロウなトラックの上でも熱いマイクリレーを展開しまくった点にある。

本作では中盤は暗めのトラックが多く並んでおり、ラップのテンションもかなり低めとなっている。
そんな中、海外プロデューサー BLASTOFF PRODUCTIONS 製作のシンセ使いまくりの重厚なトラックにスウォード、XBS、ゴア・テックス、
三者の低音ボイスが炸裂する「NIGHT RAID」はかなり良い出来。

更にMr.イタガキ製作のシンプルにループするトラックの上で、
ダボ、デリ、スイケン、XBS、ゴア・テックスがマイクを回す「楽団」も良い感じだった。
上記の2曲はゆったりめのトラックなのだが、しっかりとマイクリレーが堪能できた。
冒頭の全員参加の2曲の勢いは言わずもがな、突然跳ね上がったテンションで熱いライムをぶちかますラスト2曲も悪くない。

中盤あまり聴き所が無く、アルバムの打率は3割といった所だが決して悪い作品ではないと思う。
本作のゴア・テックスのバースは聴き所満載で、彼の作品への貢献度はかなり高いであろう事を最後に付しておく。


SPECIAL FORCE / NITRO MICROPHONE UNDERGROUND


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