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新興宗教オモイデ教 / 大槻ケンヂ

2013年05月17日 23:00



青春とは子供から大人へ成長する上での苦しみと喜びだ。
未成熟な者は未成熟なために自分の可能性を限り無く夢想できる。
そして実際、多くの可能性を秘めている。

彼らは自分のことや世の中のことを良く知らない。それだけに彼らはとても不安定な存在だ。
彼らの多くは生きていく中で自分がどんな人間なのか、世の中がどうなっているのか
徐々に知り、受け入れていく。そうして大人になる。

どこまで受け入れれば大人といえるのか、そもそも大人になるのが良いことなのか。
それには色んな意見があるだろう。
大人への反発。世の中への反発。常識への反発。自分への反発。
この小説には、そんな青春が描かれている。

内容は血みどろで、登場人物は全員狂っている。
話は伏線も無く行き当たりばったりで、終焉も唐突だ。
だが本作は、美しくも汚らしい青春を描ききっている。これで十分だ。

★★★★★★★☆☆☆
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ボリビア 【世界一周 4ヶ国目】

2013年05月11日 23:00

【滞在した場所】コパカバーナ、ラパス、ウユニ

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ボリビアは人口比で先住民のインディアナが南米で最も多い国だ。
国内総生産は南米最低で物価は日本の5分の1以下と、旅するのにお金は掛からない。
南米最貧国だが国民性からか治安はそんなに悪くはなく、
大通りを2人以上でという条件付きだが夜出歩くのも問題はない(多分)

首都のラパスは高度3600mにあり、首都としては世界最高度にある。
南米で唯一インディアナが主権を保持している国だが、首都の異常な高度の高さからも分かるように
ボリビアは南米の奥地アンデス山脈上にある非常に気候の厳しい場所にある。
平地で緑の豊かな、言ってしまえば美味しい土地は
アルゼンチンなどヨーロッパからの入植者が圧倒的な人口比を占める国が押さえている。
それに対し南米の奥地に追いやられているボリビアだが、
先住民が多い事もあり南米で最も異国情緒の味わえる国だと言える。

先進国では商業施設は屋内にあるのが普通だが
ボリビアでは観光客向けの店や高級店以外の庶民的な店は露店が基本。
道端で食べ物やら服やらの日用品を売っているのはボリビアでは普通の光景だ。
自分もドキドキしながら露店で揚げ物を買って食べたがなかなか美味しい。そしてめちゃくちゃ安い。
大らかで優しい人が多いので人とのやりとりもホッコリすることが多い。

超高度首都のラパスでは山に囲まれた盆地周辺に街が広がる。
その盆地に街が収まるのが普通だが、何しろ国土は険しい所だらけで人が住める所も少ないため
街は盆地部分を超えて山の上にまで広がりまくっている。
そして盆地の高度の比較的低い部分には高所得者が住んでおり高層ビルが集積しているのに対し
山の上の超絶高度の所には低所得者の家々が寄り集まっている。
アルゼンチンとボリビアのような国家単位での格差だけでなく、都市ラパスの中でも格差は生じている。

そんなボリビアが抱えるメガトン級の観光資源がウユニ塩湖だ。
ここは太古に大陸の移動と共に海が盛り上がってできた、直径250kmの超巨大な塩の大地だ。
写真では雪のようにも見えるが塩の結晶の塊なので実物を見たときの衝撃は凄まじい。
どこか別の惑星に迷い込んだのかのような錯覚を覚える程の奇怪な風景が広がる。
塩湖の中には人の身長をはるかに超す巨大サボテンが無数に生えているポイントもあり
ファミコンのスーパーマリオブラザーズに似たようなステージがあるが、ここがネタ元なのかと合点がいった次第。

このウユニ塩湖には世界の埋蔵量の半分以上のリチウムが眠っている。
ボリビアにはそれらを抽出する技術が無いため、日本を初めとする諸外国が提携に手を挙げている。
しかし開発により塩湖の景観が失われる可能性が指摘されている。

ウユニ塩湖には乾季と雨季があり、自分が訪れた時は乾季だった。
乾季には前述した塩の砂漠が広がるが、雨季には塩の大地が雨によって鏡張りに変わる。
これにより上に広がる空を大地が反射し、視界全てが空になる。
これは強烈な光景で人気が高く、一年で期間の短い雨季は塩湖周辺の村は観光客でごったがえすという。
雨季の光景は実物は見てないので何とも言えないが、乾季の光景も本当に凄い。
世界一周で訪れた中でも、最も素晴らしい光景だったと言っても過言ではない。
雨季にもいつかは訪れたいとは思うけれども。

ペルー 【世界一周 3ヶ国目】

2013年05月09日 21:00

【滞在した場所】リマ、クスコ、マチュピチュ村、プーノ
【訪れた世界遺産】リマ歴史地区、クスコ市街、マチュ・ピチュの歴史保護区

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マチュピチュ、ナスカの地上絵、チチカカ湖等々…。
多くの観光資源を持つペルーは南米きっての観光立国だ。

ここはかつて南米全土を支配していたインカ帝国の都があった地でもある。
インカ帝国は侵略者のスペイン人に滅ぼされ、帝国内にあった金はスペイン本国に持ち出された。
その量は持ち込まれた金によってスペインにインフレをもたらす程のものだった。

インカ帝国の都だったクスコは今もその街並みの美しさから世界遺産に登録されている有名観光地だが、
王がいた居城は軒並み破壊され土台しか残っていない。しかもスペイン人はその土台の上に教会等を立てていった。
だが、その後に発生した地震によって教会は破壊されたにも関わらず、その下の土台はビクともしなかったという。
これはインカ帝国の建築技術の高さを示していると言われる。

スタジオジブリ制作の「天空の城ラピュタ」のモデルとなったことで、日本人には特に知名度の高いマチュピチュは
そのインカ帝国の隠れ居城であった。いうなれば王の別荘である。
スペイン軍にその存在を見つけられなかったことで破壊を免れ、インカ帝国の文明の高さを今日にまで伝えている。
マチュピチュは王の居城だけでなく、その城下町も含まれている。
そのためマチュピチュには教会や民衆の住居、工場や畑など、様々な施設が設けられている。
また、マチュピチュの向かいにはワイナピチュという峰がそびえている。
マチュピチュとワイナピチュは対の存在として、インカ人の信仰の対象となっていたらしい。

マチュピチュは高度2400m、クスコは高度3600mと、非常に高い位置にあるので
来訪所の多くは高山病(短時間で高度に移動することで起こる病気)になる。
自分も例外では無く、クスコに着いてからは吐き気とめまいとの戦いだった。
さらにその後、ワイナピチュ登山にも挑戦したことで死にそうな目にあった。
だがワイナピチュから見下ろすマチュピチュの姿は感動的だ。
ワイナピチュ登山は基本早朝決行なのだが、登頂後は朝もやに隠れたマチュピチュが
時間と共に徐々に姿をあらわすところを見ることができる。

アンデス地方の貴重な水源であるチチカカ湖にはトトラと呼ばれる水草で作られた浮島が数多くある。
その島の上には同じくトトラで作られた家が並び、工芸品の多くもトトラで作られている。
なぜそのような島々が造られたのかなど謎の多い存在だが、独特の景色がそこには広がる。

ペルーは超ど級の観光名所がいくつもある国だが、かなり治安が悪い。
特に人口800万を超える大都会のリマは窃盗や強盗が多発しており
そのため街の観光ポイントには数十メートルおきに観光警察が立っている程だ。
昼間でも裏路地には近づけない雰囲気があり、この旅で訪れた中でも最も危険な街だと言える。

流しのタクシーに乗るのも危険だと言われており、自分は下宿先の専属タクシーを利用した。
そのドライバーは見た目はヤンチャだが、とても紳士的で賢い人だった。
彼の名前はホセ。2児の父親で兄はアメリカに出稼ぎに行っているそうだ。
片言の独特の訛りのある英語で色々な事を教えてくれた。良い出会いだった。

イースター島

2013年05月05日 22:00

【滞在した場所】ハンガロア村
【訪れた世界遺産】ラパ・ヌイ国立公園

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イースター島、現地名ラパ・ヌイ。
言わずと知れたモアイ像がある島だ。

国としてはチリに所属しているが、首都のサンティアゴからは3700kmも離れており
最も近い有人島からも2000kmの距離がある、絶海の孤島だ。
それだけにチリ本土とは文化的に大きな違いがある。

その違いを示す大きな特徴がモアイ像だ。
世界的に見ても独特な形状をしているモアイ像は、首長をモデルに作られている。
そのため島内に1000体近くある像の姿は全て異なり、一体一体の見分けがつけられる。
10世紀頃から600年以上も作られ続けたモアイ像は初期の頃は体も大きく地蔵みたいな姿をしているが
後期は細長い顔が強調されたものになった。これが一般的に知られているモアイ像だろう。

モアイ像は各集団を束ねる首長を再現しており、集団をまとめる役割を果たしていた。
しかし、各集団に対立が生じると互いのモアイを破壊するようになる。
その争いが始まると島内のモアイはほとんど倒されてしまった。
現在直立しているモアイは、近年の復興作業により立て直されたものだ。
また、本来モアイには目玉がはめ込まれており、これがモアイの魂と考えられていたのだが
争いの結果破壊されてしまい、島内には目玉の入ったモアイ像は一つも無い。
奇跡的に一つだけ残っていたモアイの目玉は島内の博物館に保存されている。

イースター島はもともと緑が豊かな島だったが、モアイ像を作るために大量の伐採を行った結果
森林はほとんど失われてしまった。現在もイースター島は禿山だらけだ。
そのため食糧を作るのが困難になってしまい、住民は大きく減少した。
外部からヨーロッパ人がこの島にたどり着いた時には多くの文化が消滅してしまっていた。
また、そのヨーロッパ人が原住民の多くを奴隷として連れ去ってしまったため、
現在島に4000人住んでいる子孫達にはイースター島の文化はほとんど継承されていない。
この島で生まれた、ポリネシアで唯一存在する文字であるラパヌイ語を解読できる者も残っていない。

閉ざされた空間で無計画な開発を続け、文化が消滅してしまったその姿は現在の地球とも重なる。

島内のあちこちに散らばるモアイ像。それらの保存状況はかなりラフだ。
島のモアイ像の半分近くが集中している、モアイ像の製造場所だったラノ・ラククク等の主要施設を除くと
ほとんどのモアイ像は管理する者もおらず放置されている。
もともとモアイ像の背中には彫り物があったのだが、雨風に晒され続けた結果、ほとんどが消えてしまった。
この島から持ち出され、イギリスの大英博物館に保管されているモアイ像が最も保存状態が良い。
何とも皮肉な結果だ。

絶海の孤島だけあり空の広さは物凄く、島全体がパワースポットのようになっている。
島は小さいとはいえ面積180㎢くらいあるのだが、観光初日は水と食料を持って歩いて周っていた。
気温も高く乾燥した気候で、島に一つだけある村を除くと何も商業施設の無い島で
その行動は自殺行為に近かったが、なんの問題も生じなかった。
実は旅行に出発する直前に扁桃炎で2週間入院しており、体調は万全ではなかったのだが
この島に来たおかげなのか、完治してしまった。理屈では説明できない力を感じる凄い島だ。


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