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モテキ

2011年09月29日 22:00

人気漫画「モテキ」原作から1年後を描いた映画作品。2011年秋公開。



原作は読了、原作を映像化したドラマ版は未見。

原作は前半は楽しめたのだけれど、主人公をはじめとした登場人物達のモラルハザードっぷりがどうにも受け付けず
後半はあまり楽しめなかった。

そんな訳でドラマ版はパスしていたのだけれど、映画版は
長澤まさみの弾けた演技を期待して見に行った所、大正解だった。

本作の主人公は相変わらずの駄目さ加減で、人間性もなかなか酷いのだけれど、
Perfumeと主人公を踊らせるミュージカルちっくな演出だったり、
カラオケの歌詞と一緒に流れる映像風の演出だったり、コミカルな演出により
原作の持つねちっこさが中和されており、気持ち良く見れる。

脚本についても、4人の美女から主人公がモテまくるというややこしくなりそうな話を
エピソードを最小限に絞り、それらを丁寧に描く事で大変見やすくなっている。

原作に縛られず、面白い映画を作る方向へベクトルが向けられている為、
原作ファンには受けが悪いのかもしれないけれど。

清純派路線の長澤まさみの新境地となるエロさ全開の演技だったり、そんな童貞いねぇよ的な森山未來の
吹っ切れた演技だったり、リリーフランキーの汚れきった大人の演技だったりも大変素晴らしい。

原作を知らなくても楽しめる、優れたコメディ映画なのでぜひご賞味あれ。

★★★★★★★★★☆
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怒らない技術

2011年09月11日 23:30



過去の自分の支配的な価値観として、怒るべき時には怒った方が良いというものがあった。
人は何かしたことを後悔するより、しなかったことを後悔するほうが、より深く後悔するものらしい。
その為、人生において挑戦は積極的にすべきとされている。
それと同じ考え方で、怒るべき時に怒らずに後で怒っておけば良かったと後悔するよりも、
怒った後でそれに対して罪悪感を感じた方がマシだとずっと思っていた。

だが実際のところ、普段の生活において怒るべきことというのは、ほとんど無いのではないのか。
自分は今まで怒り過ぎていたのではないのかと思い始めた。

人生において何よりも重要なものは命と時間。怒るということはその大切な命と時間を浪費することだという。
また、怒りというのは他者から与えられるものだと思いがちだが、そうではない。
自分自身が目の前に発生した出来事に対して、怒るということを選択した結果なのだ。
つまり、怒らないことを選ぶことも出来るということ。
ここで、人生をより素晴らしいものにする為に、怒らない技術を学ぶことが重要になる。

★★★★★★★☆☆☆

ライフ -いのちをつなぐ物語-

2011年09月09日 23:00

イギリスBBC制作のドキュメンタリー映画。2011年秋公開。



世界中で撮影された動物達のいのちのやり取りを通し、生きる意味・家族の絆とは何かという文脈に繋ぐ。
そのような作品の構成に目新しさこそ無いが、制作期間6年素材映像3000時間から厳選された映像美は圧倒的で
その迫力でグイグイ作品に惹きつけられる。

獲物を狩るもの。天敵から身を守るもの。子供を生み育てるもの。
彼らにとって生きることとは、生き抜くこと。

寿命を全うするのは当たり前でそれだけでは満足出来ず、
自分が生きる意味・自分が存在する意味を求めずにいられない人間の存在は、
恵まれている一方で不幸だとも思う。

食って食われての環境を生き抜き、生きる目的は次世代に命を繋ぐことだという動物達に勇気づけられる一方で、
自分の人生に価値を求める人間は必ずしも次世代に命を繋ごうとしてないということにも気付づく。

★★★★★★★☆☆☆

ハングリーであれ、愚かであれ。

2011年09月02日 22:00

マッキントッシュ、iPod、iPhone、iPad等ギガトン級のヒット商品を連発してきた
アップルの元CEOであるスティーブ・ジョブスの軌跡を、同社の元社員が脳科学の記述とともに追った一冊。

2011年7月30日発行

ジョブス本は読んだことが無かったので、落差の激しい刺激的なジョブスの半生を追った本作を新鮮に楽しめた。
ただ、頻繁にぶっこまれる脳科学の記述は無理矢理感満載で違和感がある。
その内容に関しても例えば、こういう思考をする時は脳のこの部分が働くので、こういう思考パターンのジョブスは
脳のここの部分が発達しているだろう、位の素人目にも浅く感じるものが多い。

それはともかく、内容の話を。

ジョブスのすんごい所は、人々が欲しいと思っているものを作るのでは無く、
まだ世の中に存在しておらず人々が欲しいと思うことすら出来ていないものを作ることだ。需要を自ら創造してしまうところ。

例えば、それまで低価格が売りの安っぽい音楽プレーヤーしか無かった市場に
音楽をファッションのごとく身に着けるiPodを生み出したり
あるいはiPodと携帯電話を使い分ける人々を見て、携帯電話にiPodが取り込まれる未来を予想し
それらを融合させたiPhoneを作ったりと、圧倒的な先読み力を持つところ。

また日本企業が陥りがちな、独りよがりの商品の高性能化にこだわるのでは無く、人がその商品を買うことで
生活をどう変えるのかをトータルで考え、人生に付加価値を与える商品を作るところ。

その秘訣は好きな事に、素直に、貪欲に、取り組むことなのだろう。

本書では情熱を持つこと、そして継続すること、その2つが揃えば成功したも同然だと記述されている。
人生においてこれらをかね揃えることはとても難しい事だと思うし、それこそが人生の目標になりうるとも思う。

★★★★★★★☆☆☆


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