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リアル鬼ごっこ / 山田悠介

2008年02月29日 00:05

リアル鬼ごっこ

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

友人に面白いと薦められて手に取った作品。
読み始めてすぐに、友人が言った面白いの意味が自分が想像していたものと違う事に気付いた。
本作は簡易な文で書かれているが、脳内で正しい文章に変換しながら読み進める必要があるので読むのに時間がかかる。
それまで読書は自分にとって常に楽しいものであったが、必ずしもそうではない事を教えてくれた一冊。
文章も内容も超一流。素晴らし過ぎます。
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オートフィクション / 金原ひとみ

2008年02月28日 00:00

オートフィクション

★★★★★★★☆☆☆

金太郎飴の如くストイックに同種の作品を生み出し続ける金原ひとみ第四作目。
蛇にピアス、アッシュベイビー、AMEBICと、作品を重ねるごとに破綻していく世界が、この作品でいったんブレーキがかかる。
オートフィクションという手法や現在を起点に過去から過去へ遡る構成、
程よく抑制の効いた表現等を駆使し構築された本作は、より「読ませる」ことに成功した作品になっている。
一部で最高傑作とも言われている今作に続く作品がどうなるのかが気になる所。
前作までの混沌とした作品に舞い戻るのか、新たな道を切り開くのか。

痛みの作文 / ANARCHY

2008年02月27日 11:10




★★★★★★☆☆☆☆

デビューアルバムが即クラシック入りしたアナーキーの自伝本。
話言葉でラフに綴られた本作は、悪く言えば悪自慢に終始している訳だが、結局の所、自分の人生をありのままに語っただけなのかもしれない。
そして、それだけで十分面白い一冊に仕上がっているおり、このようなバックグラウンドを持っていること自体がラッパーとして武器になる訳だ。
十代の頃の話が作品の大部分を占めているが、それ以降のアーティスト時代の話ももう少し読みたかった所。
彼の作品世界をより深く理解したい人にはぜひ読んで欲しい一冊。

エネルギー革命 / YOSHIPY-DA-GAMA

2008年02月06日 08:19





01. INTRO
02. 錬金
03. OCEAN CRUISE
04. まだまだこっから
05. SKIT
06. D
07. RE
08. RYTHM SHOOTING
09. SKIT
10. 色
11. LIFE CRUISE
12. エネルギー革命 feat. R.L.Ⅱ
13. PASS DA LAMP feat. SHINNOSK8, DO, TSUN
14. DRIVE IT
15. SKIT
16. WINNING ROAD feat. 48.9
17. STORY



1993年にリノ、DJヤスと共にランプ・アイを結成、
1996年には日本語ラップ史上最高のクラシック曲と名高い「証言」に参加と、輝かしい経歴を持つヨシピィ・ダ・ガマ
しかし彼は長いキャリアにも関わらずソロ作品や客演作は非常に少ない。
そんなキャリア10年をゆうに超える彼が2006年についに待望のソロ・アルバムを完成させた。

彼は声に格別特徴がある訳でも無く、特にスキルフルなラッパーという訳でもない。
その為、特徴的な声質でかつスキルフルな相方のリノと比べると、どうしても影が薄い印象は否めなかった。
そんな地味な彼だが、2004年に発表された雷家族のアルバムでは手堅い仕事でアルバムの完成に一役買っていた。

ニトロで言えばXBS、ブッダで言えばCQ、で言えばGKのような燻し銀的なポジションのラッパーは
集団の中だとどうしても他のラッパーの引き立て役になりがちだが、ソロアルバムで改めて聴いてみると結構カッコ良かったりする。

問題の彼のアルバムはどうかというとやはり地味だ。
プロデューサーは有名どころだとDJヤス、ムロ刃頭、DJケンセイなど錚々たる面子が参加しているのだが、
提供しているトラックはいずれも2006年の作品とは思えない程ローファイなものがズラリと並ぶ。
ガマのラップと煌びやかなトラックが合うとは思えないので、その選択は非常に正しいとは思うのだが、
冒頭の曲から恐ろしく地味で、リノを迎えたタイトル曲すら地味なのは少し残念だった。

しかし決して派手ではないものの、これらの燻し銀トラックはメロディラインが秀逸なものも多かったりと、意外と悪くない。
何よりガマの決して華があるとはいえない職人的なラップとの相性は抜群だ。

お勧めの楽曲はDJアメケンの極上トラックが堪らないM11、ムロ製作の分かってらっしゃるビートの上で、
雷家族の若手MCとマイクを回すM13、ガマの真っ直ぐさが上手く作用したM14。
逆に、刃頭の破壊的なトラックの上で、48,9のメンバーとマイクを回すM16はさほど衝撃を受けず。
序盤が地味過ぎるが中盤以降徐々に良くなってくる、ぜひ聴き込んで欲しい典型的なスルメアルバム。
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FROM THE STREETS VOL.2 / DJ MASTERKEY

2008年02月01日 20:58





01. INTRO / DJ MASTERKEY
02. KAMIKAZE 108 (酉年 MIX) / TERIYAKI BOYZ
03. ZEUS 2000 / ZEEBRA
04. DOKO / KEN-U
05. BURN IT UP / TAKAFIN from MIGHTY JAM ROCK
06. Lifetime Respect / 三木道三
07. BRING IT ON / FIRE BALL
08. SHAKE! / MUNEHIRO
09. "Uh Uh,,,,,,"feat. AI / SUITE CHIC
10. DON'T GET IT TWISTED feat. GICODE (SPHEREofINFLUENCE&SORA SANZEN) / DJ MASTERKEY
11. 共に行こう / SHAKKAZOMBIE
12. FUNKEYMETHODIST / BUDDHA BRAND
13. DAI SAN DANRAKU 97PAGE / MURO
14. 人間発電所 暖炉remix / BUDDHA BRAND
15. MASTERKEY'S THEME / BUDDHA BRAND
16. MIC PLAY / HEARTSDALES
17. 今すぐ欲しい (Butter Smoother) / DJ HASEBE
18. You Got To / DOUBLE
19. The Perfect Vision / MINMI
20. DANCEHALL CHECKER LONG MIX / PUSHIM
21. WALK THIS WAY feat. BOY-KEN / DJ YUTAKA
22. ONE LIFE (WON LIGHT) feat. DEV LARGE & SUIKEN & NIPPS / DJ MASTERKEY
23. HIP HOP GENTLEMEN feat. MUMMY-D & 山田マン&BAMBOO / DJ MASTERKEY
24. ココ東京 feat. S-WORD, BIG-O, DABO / AQUARIUS
25. CRAZY CRAZY feat. Q & BIG-O / DJ MASTERKEY
26. SKY / BENNIE K
27. STEP TO THE NEW WORLD / SOULHEAD
28. Moon&The sun feat. DJ KAORI / CHRIS
29. 夢で逢えたら (COLOR ver) / COLOR
30. 明日の風 / 三木道三



前作の成功を受けて製作されたシリーズ第二弾。
今回の選曲の特徴はレゲエ曲のウエイトの増加で、「Lifetime Respect」や「The Perfect Vision」といった
チャートを騒がせた曲も入っており、初心者により優しい一枚となっている。
その分日本語ラップ・クラシックの収録は少な目となっており、一曲目にテリヤキ・ボーイズの「KAMIKAZE 108」が
チョイスされている事が象徴的なように、ほぼ全編に渡ってパーティ・チューンが展開される。

DJセロリのBEATS LEGENDシリーズの選曲がザ・日本語ラップなのとは対照的だが、
ある種ミーハーな位ヒット曲をぶち込む、アングラ・シーンの動向などほぼ無視のマスターキーの選曲もらしくて良いと思う。
後、曲間に時折入るシャウトは、せっかくの良い繋ぎをぶち壊している気がした。


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