--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

トリポッド / ジョン・クリストファー

2007年07月23日 22:28

トリポッド 1 襲来トリポッド〈2〉脱出 (ハヤカワ文庫SF)トリポッド 3 潜入トリポッド 4凱歌

★★★★★★★★☆☆

本国イギリスでは、昔からながらく愛され続けているジュブナイルSFの名作、トリポッド・シリーズ。
日本での知名度はさほど高くない本作は、児童向けの作品ということで、内容・ボリュームともに読みやすいものになっているが、
シャープな物語の展開が素晴らしく、大人でも十分楽しめる作品になっている。
西島大介によるポップな装丁やその独特の世界観はRPGのMOTHERを彷彿とさせる。
それはいつもの日常が少しずつ、非日常に侵食されていく点が似ているからかもしれない。
前日譚的な1巻、それから100年後の世界を描いた三部作と、物語は広がっていく。大人にこそ読んでもらいたい児童文学の傑作。
スポンサーサイト

風の歌、星の口笛 / 村崎友

2007年07月19日 16:19

風の歌、星の口笛

★★★★★★★☆☆☆

横溝正史ミステリ大賞受賞作品。
物語の構成が少し変わっていて、一見何の関連も無い三つの話が同時進行で語られ、最後に繋がるという形を取っている。
ミステリとしては致命的な欠陥があり、審査員の一人がこの作品に大賞を与えるのならと、審査員を降りてしまったエピソードがある程。
そんなちょっとした問題作だが、物語は壮大なラストを迎え、そのスケールの大きさにドキドキしてしまった。

KING&QUEEN / EQUAL

2007年07月19日 16:08





01. No Music, No Life feat. GRAND BEATZ (DJ RYOW & TOMOKIYO), 尾崎真希
02. Know Music, Know Life feat. DJ TAIKI a.k.a. GEEK
03. Intro ~Aggressive & Hungry~ feat. Anarchy, Jack Herer
04. King & Queen feat. Foxxi misQ
05. Shatta Fire ~Reloaded~ feat. Ackee & Saltfish
06. Skit feat. The Groove Brothers
07. Music Hustlin' feat. 般若, AK-69, AKIRA, MACCHO, TOKONA-X, DJ NONKEY
08. Simple Man feat. Full Of Harmony
09. Ballers Vacation feat. Mr.OZ, 來々, The Groove Brothers
10. Everybody Get Up feat. DJ MITSU, ノリ・ダ・ファンキーシビレサス, ヤス一番?, プリメラ
11. Don't Cry feat. JAMOSA, G.B.L
12. Big Shout Out To My...
13. Outro ~The King Is Back~
14. Warnin' feat. SORASANZEN, GRAND BEATZ (DJ RYOW & TOMOKIYO)



フルアルバムは本作で4枚目と、同世代のアーティストとしては最大の作品数を誇るようになったイコール
そんな彼の最新作はキラーチューン満載のゴージャスな一枚となった。

前作では軽めのフロウを多用していた彼だが、今作では1~2枚目辺りの力強いフロウにシフトチェンジしている。
また前作では客演を迎えた曲を最小限に抑えていたが、今作ではほぼ全ての曲に客演を迎えている。
彼は客演を効果的に使うのが上手いので今回の形態の方が彼にはあっていると思う。

個人的に彼の全楽曲の中で一番のお気に入りとなった「Know Music, Know Life」は
ロックテイストのトラックとイコールのラップがハマリまくりで、この曲を聴けたことが今作最大の収穫。
怪物揃いの78年組から5人を客演に迎えた「Music Hustlin'」は不穏なトラックとMC陣のキレキレのフロウの化学反応が最高。
トコナのバースは既出のものだが違和感無く楽曲に溶け込んでおり、こういう試みはどんどんやって欲しい。
チルモード全快の「Ballers Vacation」では1stアルバムの冒頭のリリックを引用しており、その粋なやり口ににんまりしてしまった。

その他の楽曲も新鮮なトピック満載で、4作目にしてこれだけのフレッシュさを保てることはかなり凄い事だと思う。
彼に要望があるとすればモサドの新作が聴きたい事ぐらいか。

[ 続きを読む ]

Risin' To Tha Sun / DS455

2007年07月06日 22:25





01. INTRO
02. SUMMER PARADISE~Risin' To Tha Sun~ feat. 青山テルマ
03. PARTY'S OVER HERE feat. HI-D
04. MY SWEET HONEY feat. Kalassy Nikoff
05. Message From 022
06. LET'S PARTY~Don't Worry Bout It~
07. WORLD WIDE 2 feat. FOESUM
08. RIDE ON MY DONK
09. Message From 052
10. IN HERE feat. NORTH COAST BAD BOYZ & EL-REY
11. NEVER CHANGE feat. XL MIDDLETON
12. STEP IN OUT feat. TWO-J & DAZZLE 4 LIFE
13. OUTRO



日本のシーンにおいて現在は広く認知されているUS西海岸発祥のウエストコースト・スタイルだが、過去それらはマイノリティな存在であった。
そんな自分達のスタイルが冷遇されていた時代から活動をずっと続けてきたウェッサイ・シーンの重鎮がDS455である。

なかなか活動の場を得られなかった彼らが必死の思いでインディーズで発表した1stアルバムが大きな反響を得、
彼らは活動の場を広げていくことになる。
過去の楽曲を再構築したベストアルバム的なメジャー1st、夏がテーマの2nd、
秋・冬がテーマの3rdに続き一定のリリースペースを崩さず届けられた4thのテーマはまたもや夏。

本作はスキット込み13曲収録時間40分程で今までで最も小振りなアルバムとなっている。
DSのアルバムはメロウな曲が大きなウェイトを占めながらも所々ハードな曲が配置がされている事が多いが
今作にはそういった曲がほぼ無く、一定のテンションでアルバムが最後まで続く。
国内最高峰のプロデューサーDJ PMXのトラックは今回も高品質でケイザブロウのフロウも安定しているので、
ファンは安心して手を出すことが出来るとは思う。
しかし特にサプライズがあることも無くアルバムは終了してしまい、今までで最も面白味の無い一枚になってしまっている。

[ 続きを読む ]

ザ・アカイメジェットコースター / DJ PAT→504

2007年07月05日 21:15

ザ・アカイメジェットコースター

01. ザ・アカイメジェットコースター (ORIGINAL Ver)
feat. RINO LATINAⅡ, UZI, GAMA, SINNOSK8, HAB I SCREAM
02. ザ・アカイメジェットコースター (YAWARA Ver)
feat. RINO LATINAⅡ, UZI, GAMA, SINNOSK8, HAB I SCREAM
03. バビロン灰 -マワリニワナ- feat. HAB I SCREAM



DJとしては唯一の雷オリジナル・メンバーでありクラシック・シングル「カミナリ/夜ジェット」をプロデュースしたことでも有名なDJパトリック
雷の音楽性を決定付けた超ハードコアながらもオリエンタルな雰囲気を残したトラックは唯一無二のものだったが、
寡作な彼はプロデュース作品が非常に少ない。
雷がカミナリ・カゾクとして復活しアルバムが発表された時も、彼が手がけたのは一曲のみだった。
極端な一曲入魂主義の彼だがその分曲単位のクオリティは恐ろしく高い。

現時点において彼名義としては最初で最後の作品となっている本作には、
昭和48年生まれという括りでカミナリ・カゾクからリノ・ガマ・シンノスケートが、
外部から交流の深いウヂとハブ・アイ・スクリームが迎えられている。
全員キャリアの長いベテランばかりだが、パトリックのトラックは演者の能力を引き出す力があるのか、
皆ほぼベストの仕事をしており奇跡の様なマイクリレーが最初から最後まで展開される。
最後に登場するパトリックも含めて皆フロウ重視のラップをしているのでリリックに深みが足りない部分もあるが、
マイクリレーものとしては「証言」や「N.M.U.」と並ぶ大傑作となっている。



最新の記事


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。