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愛・自分博 / KREVA

2007年01月26日 22:20





01. H.A.P.PY
02. 国民的行事
03. It`s for you
04. いいと思う
05. Island life feat. SONOMI
06. イッサイガッサイ
07. 涙止まれよ feat. SONOMI
08. 江戸川ロックオン feat. CUEZERO, WADA
09. 暗闇のナビゲイラ
10. トリートメント feat. DABO, CUEZERO
11. スタート
12. My Life



幼馴染のキューゼロとのグループ・バイファー・ザ・ドーペストによる現場の活動は長く、
B-BOY PARKのMCバトルで1999年から2001年にかけて三連覇を達成するなど、アンダーグラウンドで確実なプロップスを得ていたクレバ
しかしメジャーデビュー以降のキック・ザ・カン・クルーの音楽性はポップスに寄り添ったものになり、
商業的な成功を収めはしたもののヘッズからの評価は賛否両論であった。

ソロ・アルバムとしては二枚目となる本作も一般層を強く意識した作品になっているものの、
キック・ザ・カン・クルーのメジャー三枚目の「GOOD MUSIC」以降顕著になっていた
音数を絞ったトラックで聴かせるスタイルが更に研ぎ澄まされ、かなり完成度の高い一枚になっていると思う。

非常に統一感のあるアルバムの中で唯一浮きまくっているのが元韻踏合組合のエヴィス・ビーツが手掛けた「国民的行事」。
モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」の主旋律をサンプリングするという、
エビスお得意のギリギリのネタ使いが炸裂したこの曲は意外に悪くない出来。
この曲の狂いっぷりはある意味ヒップホップ的であり、この曲が有線等を通して全国的に流れた事実そのものが痛快であった。
ダボとキューゼロを迎えた「トリートメント」もスケールの大きな曲となっており、
ダボとクレバの競演という事実も然ることながら曲その物の出来も素晴らしい。

本作でのクレバのラップは聴こえの良さを最優先しており、フロウやライミングの面白みには欠けている。
またリリックもシンプルなものが多く、捻った言い回しを求める向きには少々物足りないかも知れない。
とは言えひたすらメロウな楽曲を集めた本作ほどミニマルな作品は、日本語ラップは元より邦楽全体を見渡しても例が無いと思う。
そういった意味でも本作のオリジナルティは非常に高いと言える。

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HEAT ISLAND / RHYMESTER

2007年01月20日 00:02





01. JIN-TRO:THE GATE OF THE ISLAND
02. REDZONE
03. 逃走のファンク
04. HEAT ISLAND feat. FIRE BALL
05. けしからん
06. BIG MOUTH 2 ① [CENSORED]
07. 紳士同盟 feat. Romancrew
08. 東京、東京
09. 音楽は素晴らしい feat. SCOOBIE DO
10. JIN-GLE:THE WAY OF THE ISLAND
11. We Love Hip Hop
12. ダークフォースディスコ
13. BEDZONE
14. BIG MOUTH 2 ② [CENSORED]
15. Best Kept Secret
16. LIFE GOES ON feat. Full Of Harmony
17. BIG MOUTH 2 ③
18. ウィークエンド・シャフル feat. MCU, RYO-Z, KREVA, CUEZERO, CHANNEL, KOHEI JAPAN, SU, LITTLE, ILMARI, GAKU-MC, SONOMI, PES, K.I.N, 童子-T
19. 働くおじさん



ポップでも無ければハードコアでも無い独自なスタンス故に、シーンにおいて自分達の居場所を無くしていたライムスター
前作でそれらの不満を爆発させていた。
そうして自分達の立ち位置を再確認した彼らは今作を肩肘張らず伸び伸びと製作した様に見える。

そんな本作は全19曲70分オーバーと、彼らの全作品の中で最もボリュームのあるものとなった。
これまでの彼らの作品は隅々まで気が配られていて、客演は必要最小限に抑えられ構成も無駄の無いものが多かった。
それに対し数多くの客演を迎えた本作は、バラエティ豊かな楽曲群が雑多に詰め込まれている印象だ。
そして本作のそんなラフな部分は良い方に作用しており、ミックス・テープを聴くような感覚で気軽に聴ける作品になっていると思う。

先行シングルの「逃走のファンク」は、一般受けも良さそうなアッパーなビートの上で現実からの逃避をテーマにラップを乗せる。
トラックに合わせテンション高めな宇多丸と、敢えて外してダウナーなラップをするマミー・Dの、スタイルのコントラストも面白い。

バンドのスクービー・ドゥを迎えた「音楽は素晴らしい」では、
バンド演奏の上で敢えてオーソドックスに韻を踏み倒す宇多丸のスタイルが非常に痛快。
またDJジンの「ヒップホップもロックも死ぬだろう 時代も世代も移りゆくだろう だが決してなくならない 
ただ残る素晴らしい音楽は」というラインも素晴らしい。

終盤の「ウィークエンド・シャッフル」ではファンキーグラマー+童子-Tを客演に呼んでおり、
16MCというとんでもない人数のマイクリレーが展開される。
ベテラン揃いのクルーだけあり一人八小節という少ない持ち時間の中で、皆印象的なラップを聴かせてくれる。
SUの「時は金なり 明日は土なり」というラインが個人的にツボ。
爽やかなトラックと各MCの軽やかなフロウにより、7分を超える大作なのに聴き苦しさは全く無い。

細部まで綿密に考えられたアルバムを作る事の多いライムスターだが、
どちらかと言うとノリ重視の本作を彼らのベストアルバムに挙げるリスナーも多いのでは無いだろうか。

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Welcome to the Ballers Town

2007年01月16日 02:27




Welcome to the Ballers Town / BALLERS

01. Intro(Walkin' on the street)
02. Welcome to the Ballers Town
03. 4 Bricks
04. Skit(Rollin' on the street)
05. Wild Rodeo Boys



モサド・エンドレスファイル・シグナルなど総勢12名で構成される名古屋を代表するクルー・ボーラーズ
ストリート音源を含めるとメンバーそれぞれの作品を発表し終えたという事で、
ついに彼らが発足七年目にして初となるクルー名義の作品を届けてくれた。
ボーラーズの作品は今後も連続リリースの予定らしく、今回はまず彼らの合言葉とも言えるストリートに焦点を絞った作品にしたという。

初め穏やかな語り口調だったアナウンサーが徐々に興奮しながらの実況に移り変わっていく、
不穏な雰囲気のイントロに続きタイトル曲が始まる。
イコール・プロデュースの7MCによるこの曲は畳み掛けるようなラップの応酬というよりは、
ミドルテンポのビートの上で各自が腰を落ち着かせたフロウをじっくりと聴かせる内容となっている。

その為出来は決して悪くないものの、冒頭の曲としてはインパクトに欠ける感じは否めない。
MCジュン・スティーラー・10C等のボーラーズの新人MC達はスキルは皆水準以上に達しているものの、
まだまだフロウが先輩からの影響から抜け出しておらず、飛び抜けた個性を感じる者がいなかった。

グランド・ビーツ・プロデュースの「Wild Rodeo Boys」は音楽的に切磋琢磨している様子を、暴れ馬を乗りこなすイメージで製作したという。
イコール・ワット・10CがBPM早めのトラックの上でスピーディーにマイクを廻し、フックも気持ち良くフロア受けしそうな良曲となっている。

今回のシングルはフロア狙いの楽曲を集めたという事で耳に残るようなラインはあまり無い。
また各楽曲のクオリティは低くないものの、想定通りの展開が続き意外性が無かった。
この辺の不満は今後の連続リリースで解消してくれると期待しているが、どうだろうか。

Re:View AWARDS 2006

2007年01月12日 02:19



【BEST ALBUM】
#1 THE ALBUM(ADMONITIONS) / D.L
#2 内部告発 / 般若
#3 Rhyme&Blues / OZROSAURUS
#4 HEAT ISLAND / RHYMESTER
#5 THE BANGSTA / Q

【BEST SINGLE】
#1 鋼鉄のBLACK / PUNCHLINE B.B.&ミドリのBRUCE BURNER

【BEST ARTIST】
#1 KREVA
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ラッパ我リヤ伝説 / ラッパ我リヤ

2007年01月10日 02:04





01. イントロ feat. 森山周一郎
02. Check1,2
03. Do the GARIYA thing
04. 真夜中のパーティー
05. 和ILL道スタイル feat. MACCHO
06. コンクリートジャングル東京 feat. 三善善三
07. 代理人 feat. BUTCHER
08. 太陽と日陰
09. ヤバスギルスキルPart,4 feat. GINRHYME DA VIBERATER, TWIGY
10. 中トロ
11. 新時代
12. 人間太鼓箱21
13. I'm Q
14. Make Money
15. 男と女2000 ~CONCERT0 POUR UNE VOIX~
16. 人の一生 feat. ARK
17. 文化遺産
18. ライムダービー feat. ZEEBRA
19. 七人の侍 feat. 三善善三, GINRHYME DA VIBERATER, ARK, SKIPP, PAULEY
20. アウトロ



ドラゴンアッシュにフィーチャリングされた「Deep Impact」がヒットし、
先行シングルの「Do the GARIYA thing」がCMのタイアップを受ける等、
ラッパ我リヤ延いては走馬党に最も勢いがあった時期に出した渾身の大作「ラッパ我リヤ伝説」。

ラッパ我リヤは自分達の作品の中でギドラペイジャー等の曲をサンプリングしている事からも分かるように、
そういった日本語ラップの創成期から活動しているアーティストの影響を多大に受けている。

だが彼らは単なるフォロワーで終わること無く、シリアス一辺倒であった当時の日本語ラップ・シーンにユーモアの要素を取り入れたり、
従来より更に一歩踏み込んだライミングの醍醐味を提示してみせる等、彼らが日本語ラップに与えた影響は非常に大きい。
そんな彼らが自分達のスタイルを一切曲げる事無く世間に受け入れられた事は、シーンにとっても喜ばしい事件だったのではないだろうか。

本作はトラック、客演に至るまで走馬党勢が全力でアシストしており、更にそれに加えツイギー・ジブラ・マッチョ等、
シーンの一流のアーティストが客演に迎えられ作品の魅力をより強固なものにしている。

オリジナル・ヤバスギルスキルのツイギーとジンライムを迎えた「ヤバスギルスキル Part4」は、
DJタナケンのソリッドなトラックと各MCのハードなラップの相性が抜群で、名曲揃いのシリーズ史上でも屈指の出来。
ツイギーも勿論ヤバイが一番手のQのバースがカッコ良すぎる。

フマキラーの独特なトラックが中毒性抜群な「ライムダービー」ではジブラを客演に迎え、
各バースが全てタイトで非常に無駄の無い内容となっている。
リブロ・プロデュースの「新時代」では、我リヤらしいポジティブなリリックを熱いフロウに乗せて聴かせてくれる。
特に山田マンのバースは彼の所謂お経ラップと言われるスタイルの極みで、これ以上無い程タイトなものになっている。

その他にも重要曲は数多くある訳だが、アルバムの曲数は20曲と非常に多く、しかも全てが良い出来と言う訳では無い。
その上濃い曲がひたすら続き、アルバムに耳を休めるような箇所が殆ど無い為非常に聴き通し難い作品となっている。
14、5曲程度に曲数を絞っていたら日本語ラップ史上に残る名盤になっていたと思うのは自分だけだろうか。

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