--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

WHERE'S MY MONEY / STICKY

2010年01月10日 22:00



01. WHERE'S MY MONEY
02. MAKE MONEY TAKE MONEY
03. LOST
04. 2007/8/26
05. 嘲笑う feat. 漢
06. 生きてく為の術 feat. KENJI YAMAMOTO
07. だりぃ - SKIT
08. 一匹狼 feat. 林鷹
09. お好きにどうぞ feat. SHIBA-YANKEE
10. タマには feat. BRON-K
11. 同じ環境 違う場所 feat. 鬼
12. FEEL MY PAIN feat. KENJI YAMAMOTO
13. 終わりなき道
14. DAY N NITE feat. SEEDA



SCARS2dnアルバムでは口を開けば名言を吐き、パンチライン製造機として絶好調だったSTICKY。
のっそりとビートに言葉を乗せるそのスタイルは決して派手では無いが、
SCARSではキレキレフロウのSEEDAやI-DeAらの刺激的なプロダクションと秀逸な絡みを見せ、
グループ内のスパイスとしての役割を担っていた。
とは言え流石にソロアルバムで彼のラップをひたすら聴くのはダレそうな所だが、フックを中心に大量に配置した客演ラッパーと
優秀なトラックメイカー陣によってかなりのテコ入れがされた本作は、さほど退屈せず聴ける1枚になっている。
周りに有能なアーティストがたくさんいてホント良かったねという感じだ。

本作で扱われるトピックはグループ作品で吐き捨てる彼のそれとさほど変わらず、特に区別するつもりは無い様だ。
タイトルからも分かる通り前半の話の中心は金。それに関連してハスリンやら駆け引き、裏切り、女の話と繋がる。
特に売人の話はしつこい位出てくる。
前半のハイライトは「WEED買い過ぎて金無くなる HIGHになり過ぎて記憶失う 勘ぐり過ぎて我を失う イキがり過ぎて居場所失う
気にし過ぎ信用失う 見え過ぎて希望失う 追い過ぎ自分見失う」のパンチラインが決まったM-3か。

後半に入り流れが変わり、よりパーソナルな内容へ。
フックに歌フロウ番長のBRON-Kを起用したM-10で本作で唯一のリラックスした一面を見せる。
「理屈ではわかってるんだ 何が幸せってこと でも次から次に 無いものねだり」ってラインに本音がちらり。
M-11、M-12で荒んだ過去の境遇を振り返り、「始めて書いたリリックも ダサくてとても人に聞かせられねぇ」
なんて過去を晒したリリックが素敵なM-13では夢への想いを語る。
アコースティックギターの音色が美しいラストM-14ではSEEDAを迎え、苦痛に満ちた現状からの脱出を誓う。

スタイルにぶれは無く、やさぐれ具合は相変わらずだが、自分の思いを丁寧にリリックに落とし込んでいる。
音的には結構地味なので流し聴きしたらぱっとしないが、歌詞カードを見ながら聴くとまた新たな印象を受ける作品だ(特に後半)。
スポンサーサイト


最新の記事


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。