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NIPPS presents TETRAD THE GANG OF FOUR / TETRAD THE GANG OF FOUR

2009年11月01日 23:00



01. THEME-BW
02. GOD SPEED
03. GESTICULATION
04. DISCO
05. K.G.B. (killer green budz)
06. KILLA INDO
07. SURROGATED MOTHERSHIP
08. GANGSTA INTRO
09. SHINOBI
10. PARTNERS IN CRIME pt.2
11. STATIC
12. GALAXY
13. TETRAD



NIPPSの1stアルバムは収録曲のインストがそのまま入っていたり、アルバム内にバージョン違いの曲が複数入っていたり、
詩人が朗読したり、そもそも半分位の曲でNIPPSが出てこなかったりとやりたい放題だった。
その一方で「PARTNERS IN CRIME」「GOD BIRD」等のクラシックも収録されており、非常に油断が出来ない作品だった。

あれから6年経ち、NIPPSがB.D.the brobusとTHE GHOSTのVIKNとSPERBら健全な(!?)若手ラッパー達と作り上げた
本作「TETRAD THE GANG OF FOUR 」はブッダ時代を含めた彼のキャリア史上最も真っ当なアルバムとなった。

NIPPSは以前「えん突サンプラーVol.2」収録の「Bait2005」という曲で
「人間発電所」の自身のフロウをそのまま使うという荒技をかましたことがあるが、
「GOD BIRD」を彷彿とされる曲名のM-2で今度はDEV LARGEとCQのフロウを流用している。
オリジナルのリリックをNIPPS流に微妙に変えており、手抜きと言えば手抜きだが中々面白い。

「PARTNERS IN CRIME」の続編となるM-10では前回の怪しいノリをきっちり伝承して聴かせてくれ、
前作ほどで無いにしろ良い出来で、このクオリティを狙って出せるのは本当に凄い。

ブラバス色が最も出たM-11では若手のガツガツしたラップとNIPPSのマイペースなラップの対比が楽しめ、
M-13ではNIPPS曰く「4足歩行 忍び寄る 怪物」の足音のごとく、
ドスンドスンという地響きの様なビートの上へラップが叩きつけられる。
久々に本気モードのNIPPSが聴け、他のメンバーのバースもキレキレでまさにクラシック。

前回のソロアルバムでは出番こそ少なかったものの、
1つ1つのバースを取り出すと斬新なフロウを次々と見せてくれたNIPPSだが、
それに比べると今回はちょっと大人しい印象だ(M-13は除く)。

後、B.D.のGORE-TEX風味の素敵な声を、ガツガツしたオリジナルなフロウに乗せたラップはとっても魅力的だし、
どちらかというと脱力系のNIPPSのラップとの相性も抜群だ(フロウが一辺倒過ぎるきらいはあるけど)。
それと、ブラバス系のタイトなラップをかますTHE GHOSTの2人も悪くない。

ただ、奇をてらいまくったズンドコビートが際立つM-6は、
そのヘンテコさがどうにもこうにもカッコ良さに繋がっているようには思えず、全然好きになれない。

本作を大雑把にまとめると、自由気ままなNIPPSの1stと、タイトで一本気なブラバスの1stを足して2で割ったようなアルバムという印象で、
NIPPS信者にはマストな一枚と言えよう。

最後に、グループ作品なのにニップスニップス言い過ぎな気もするが、
下手すれば本作はソロアルバムよりもNIPPSのバースが多い為、ちょっと感動している訳である
(ブッダ時代もこれくらい頑張れば良かったのに…)。その辺りは勘弁してもらいたい。
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