2010年03月31日 23:30

01. The Intro feat. DABO
02. Keep Walkin'
03. Do or Die
04. Word from La bono feat. La bono
05. R-Rated feat. Anarchy
06. Rollin' Hood feat. Equal
07. Make It
08. Mugik Life
09. The Outro
10. 戦場のメリークリスマス -One Day- feat. Anarchy & 名取香り





「OWL NIGHT」にも参加している関西シーンのレジェンド・RYUZOが長いキャリアの末初めて発表したソロミニアルバム。
自分の中でRYUZOはど真ん中のB-BOYだ。
本作で彼が歌う歌詞はB-BOYイズム全開の、それはそれはコテコテのもので捻りなんてあったものでは無いが、
HIPHOPの力を信じて疑わない彼の姿勢がこちらの懐疑心を吹き飛ばしてくれる。
他の者ならともかく、彼が歌うと嘘臭くないから不思議だ。
タイトルにレーベル名を掲げた本作のハイライト・M-5は最近はあまり名前を見ないYAKKOがプロデュース。
効果音的なトラックに個性は感じないが、二匹の野獣の咆哮を盛り上げるのにこれ以上はないであろう舞台装置としての役割を果たす。
基本的にアルバムを通して「仲間に愛を」「このGAMEに全てを捧げる」位しか言ってないが、
カウンターとしてボーナストラックに仲間の範囲を路地裏のB-BOYから地球の裏側まで広げたM-10が配置される。
RYUZOの天性の声質が坂本龍一の名曲にガッチリとはまる。
もったいぶったスキットや曲のトピックの狭さという側面も含めて、ハーコーラップ全盛期だからこそ生まれたであろう
B-BOYによるB-BOYの為のB-BOYのHIPHOP作品。純度高過ぎ。
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