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Bay Blues / OZROSAURUS

2011年06月05日 23:00

渾身の傑作アルバム「ROLLIN’045」より遡る事3年、結成間もないOZROSAURUSが
発表した4曲入りマキシシングル。

1998.10.1 Release

01. 鉄の意志
02. ドツボ
03. Bay Blues
04. 命のメロディー~遠い記憶Ⅲ

この作品を最初に聴いたのは10年以上前になるのだが、友人宅で強力ウーハー搭載のラジカセから流れて
きた冒頭の2曲の音圧の高さに飛ばされたものだ。

まだスタイルが完成していないとは言え、すでに個性がほとばしっているMACCHOのまくし立てるような
ラップに対しDJ TOMOは前半の2曲でビートを極限まで太くし対抗している。
変則ビートと変態フロウが絡み合う小曲「鉄の意志」と、極太ビートの猛襲にMACCHOが展開ごとに変化する
フロウで味付けしてみせた「ドツボ」は頭空っぽにして体で感じるべき2曲。
実際歌詞は押韻重視で意味はあってないみたいな仕上がりだ。

一転表題曲「Bay Blues」はタイトル通りブルージーな歌詞とトラックが用意され、言葉を伝えようと強く意識
された曲だ。ラップが聴き取りづらかったり、歌詞が韻に引っ張られて書かれている印象はここでもあるが、
歌詞は悪くない。ラスト「命のメロディー~遠い記憶Ⅲ」も同じ系統の曲で、DJ PMXの透明度の高いビートが
MACCHOの癖の強いラップを聴きやすくしてくれる。この曲に比べると表題曲はちょっと落ちるかな。

作品を触れて間もない頃は前半2曲のインパクトに惹かれ、聴き込む内に後半2曲の渋さに惹かれる非常に
バランスの良い一枚で、シングルサイズなのに1枚アルバム聴いたかのような充実感を与えてくれる作品だ。

mic02.gif

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ROLLIN’045 / OZROSAURUS

2011年05月11日 20:00

今から10年前に発表されたOZROSAURUSの1stアルバム。

2001.4.25 Release

01. INTRO
02. CHECK ME NOW
03. WHOOO
04. KOCO KOCO
05. AREA AREA
06. VILI VILI feat. SHALLA
07. SKIT feat. MASTA SIMON from MIGHTY CROWN
08. ROLLING ROLL UP
09. RULE feat. F.U.T.O / JANBO-MAN from 風林火山
10. 少女A
11. SKIT
12. TELL ME feat. MAY
13. ROLLIN’045
14. 045 BB
15. YOUNG GUNZ feat. M.O.S.A.D. / MAGUMA MC'S
16. しかけ feat. TWIGY
17. 追い越し可

ダウンタウンやナインティナイン、ウッチャンナンチャン等
人気お笑いグループ名に似た言葉が繰り返されているものが多いというのは、有名な話だと思うのだけれど
本作収録の曲名にも「AREA AREA」「VILI VILI」「KOCO KOCO」「ROLLING ROLL UP」等
同じ言葉や似た言葉を繰り返したものが目立つ。
その他の曲も「WHOOO」「RULE」「TELL ME」等、シンプルなタイトルが並ぶ。

それは歌詞にもそのまま当てはまり、同じ言葉を繰り返す手法や
飾らない素朴な言葉で、リリックが組み立てられている。
本作で聴けるMACCHOの歌詞に、難しい表現は一切無いのだけれど
間を埋める為に吐き出される言葉では無く、確かな意思を持って吐き出される言葉が使われている。
その為に、日本語の持つ言葉の力が最大限に引き出されている。

MACCHOは日本で5本の指に入るラッパーだと自分は思っているのだけれど
その理由として、恵まれた声質と、滑舌の良さを生かした倍速ラップといったハード面に加え
この自分の言葉でラップをするというソフト面の強さが挙げられ、それが彼のラップを超一流のものにしている。

また、今では再結成が絶対不可能なYOUNG GANZによるM-15では、フックで
MACCHOは、「045 052 075 Rollin'」
M.O.S.A.D.は、「We don't give a fuck Middle Finger You」
MAGUMA MC'Sは、「MASH回し出す煙巻くマイク」と、
それぞれのグループを即座に思い起こさせるフロウを聴かせてくれる。
このようなフレーズひとつ作るのも大変だと思うが、
本作では、「エリアからエリア」「Check見な」「俺なら耳元だぜ」等、そのようなフレーズが頻発する。
これはMACCHOが本作で言葉の引力を強めることに成功した証拠だろう。

また、本作で大半の曲を手掛けているDJ TOMOの温かみのあるトラックが
MACCHOのハードなラップをまろやかにしてくれ、丁寧に作られたキャッチーなフックも伴い
極太なラップアルバムである本作をとても聴きやすいものにしている。
そのような絶妙なバランスが、次のアルバム以降のMACCHOの飛躍的なラップ技術の上昇にも関わらず
本作をOZROSAURUSの最高傑作にしている。



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Hysterical / OZROSAURUS

2007年08月25日 00:12





01. INTRO
02. 0%
03. 星を願う
04. FULL MOON[I'm Sorry]
05. 1 for DA 何?
06. 十字架の上[Power Of Love]
07. It's a One Day
08. How High[No Joke]
09. AHH YEAH
10. Love vs Hate[My Lover]
11. ああだのこう
12. ヒステリック
13. SANDER
14. I LV U
15. メメント
16. J.O.K.E.
17. EXODUS[大脱出計画]
18. BYE BYE



今まで出したアルバムの全てがクラシック級の出来を誇るマッチョ
ブラスト・アワード2007で第1位を獲得した前作から間を空けず発表した最新作は、
ピースフルな雰囲気が作品全体を覆っていた前作から一転してマッチョの攻撃的な部分が一面に出たダークな一枚となった。

ゴリゴリのトラックやソリッドなフロウやリリックにより、作品の雰囲気は2ndに近いものがある。
前作のDJ PMX製作のウェッサイ寄りのトラックも悪くないが、マッチョの濁声には今作のトラックの方が合っている気がする。

彼はメジャーでの表現規制を窮屈に感じていたようで、今作はオジロのアルバムとしては初めてのインディーズからの供給となっている。
前作で日本語ラップとしてある種の極みに達した感のある彼だが、今作では一度完成したものを壊して新しい物を作ろうとしている印象がある。
前作では言葉の一つ一つが重みをもって感じられたが、今作ではそういった説得力は少々薄く感じた。

フックがエミネムの「Business」を連想させる「0%」や、
定番ビートの上でONE FOR DA物のリリックを展開する「1 for DA 何?」等、いつも以上にUS HIPHOPを意識した楽曲も多い。
本作で今までのキャリアを一掃した感のあるマッチョの次なる一手が非常に楽しみ。
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Rhyme&Blues / OZROSAURUS

2006年11月25日 23:39





01. Intro
02. All My People ~It's OS III~
03. I See U
04. Welcom To The Bay Blues Recordz feat. Kayzabro
05. Life Is One Time -Rhyme&Blues- feat. 般若, SAY
06. My Dear Son
07. The True Story
08. The Phoenix(will rise)
09. Handz Up
10. Disrespect 4 U feat. ZEEBRA
11. ON AND ON(ROMERO SP Remix)
12. D's Nutz FM'06(Vol.2)
13. Clap Ya!! feat. BIG RON & GHETTO INC
14. 眩暈(めまい)
15. Soul Dier feat. SORASANZEN
16. 風吹く土曜 feat. SAY
17 .Outro



地元横浜をヒップホップ・シーンにおいて重要な一都市にした1st、飛躍したスキルを武器にしたハードコアな内容となった2nd。
仲間を失ったり交通事故で生死を彷徨ったりと、前作から本作までの間に過酷な経験を重ねた影響が今作には顕著に出ている。

死にかけた自身の経験を語る「I See U」、イラク戦争に関する曲「Soul Dier」等、今作には命について語った曲が幾つも収録されている。
「My Dear Son」は一見自分の息子に向けた曲に聞こえるが、彼にはまだ子供はいない。
インタビューで彼は自分が作った曲達に向けていると語っているが、おそらくわざと色んな風に取れる曲にしているのだと思われる。
全体的にピースフルな曲が多い訳だが、ジブラとの「Diserespect 4 U」ではクレバを痛烈にディスする等攻撃的な面も見せてくれる。
冒頭の「All My People」ではサウスばりのハードなトラックに乗った国内最高峰のスキルフルなラップを堪能できる。

今作は総合プロデュースをDJ PMXが手掛けており、非常に流れがスムーズで聞き通しの良さは今までで最高である。
マッチョのスキルも前作以上に上昇しており、曲によって様々なフロウを聞くことができリリックの深みも前作の比では無い。

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