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4 ring Ku-do / 4WD

2010年08月12日 23:00

 2004年9月29日発表作品

01. 4×4(四輪駆動) feat. DJ CEROLY
02. SO MUCH PAIN
03. SKIT-JESSE DICK FLY SHOW-
04. TRIPLE THREAT feat. WOLF PACK
05. GAME 2 game's feat. VADER
06. SCREAMING FOR VENGENCE feat. FOUR HORSE MEN
  (KUBO-C/MAB/TOMOGEN FROM DOBERMAN.INC & JAZZY BLAZE)
07. HIGHER GROUND feat. BACH LOGIC

mic02.gif

日本にはがなって声で押しまくるタイプのラッパーって少ない印象で、
その原因として一時期ダミ声でラップしていたZEEBRAのフロウをDragon AshのKjが拝借して公開処刑された事実がある。
あれのせいでGORE-TEXとかB.D.やJBMみたいな特徴的な声質の人以外は、
ラップを始めるにあたってフロウを模索する時に無意識にダミ声から離れていったんじゃないかと思っている。

そんな中にあってガナリ倒しZEEBRAのパクリなんて絶対言わせないオリジナルな超絶デスボイスでならし、
DOBERMAN.INCとの共演等でその存在感を爆発させていた4WDの初となるソロミニアルバム。

明らかにアクセント要因な彼のアクの強いフロウで一枚を聴かせる為に本作にはたんまりとアイディアが詰まっている。
名刺代わりのM-1ではDJ CEROLYの温かみにあるビートが4WDの殺伐としたフロウをまろやかに食べやすくしてくれるし、
世相を切るM-2は歌詞は浅いけどズンズンしたビートと後ろに引っ張られる4WDのルーズなライミングが心地良い、
WOLF PACKとのM-4ではラップでプロレス合戦を再現してみせ(しかも大乱戦)、
自身のクロージングラインを冠したM-5ではレゲエサイドのVADERとキャラ立ち合戦を繰り広げ、
FOUR HORSE MENを迎えたM-6ではそれぞれがタイトなバースを用意し1曲ながらDST.の確固たる世界観を提示してみせる。
ラストM-7はプロデュース・ラップ両方で援護してくれるBLがメロウに仕上げ、
4WDの猥雑なスタイルとは対極に位置するのだけれども相性は抜群だ。

毛色の違うトラック・テーマと大量の客演によって下手なフルアルバムよりもずっと中身の濃い一枚に仕上がっている。
ラッパーというのは、ただ単にラップが上手かったりカッコ良かったりするだけでは不十分で、作品をプロデュースする能力がそれ以上に重要だ。
4WDがこの作品のプロデュースを自身でどこまでやったのかは知らないが、
ラフなラップスタイルに似合わずバランス感覚をもった器用なアーティストと言えよう。

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